米誌タイムは「今年の人」に高校生環境活動家グレタ・トゥンベリさんを選出したと発表しました。
彼女は若干16歳ながら世界を股にかけ、環境に改善について訴え続ける活動を行なっています。
今回はそんなグレタ・トゥンベリさんの経歴やプロフィール、国連での涙ながらのスピーチについてご紹介していきます!
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グレタ・トゥンベリのwiki経歴・プロフィールまとめ!
それでは早速ご紹介していきましょう!
グレタ・トゥンベリさんはスウェーデンの首都であり最大の都市、ストックホルムで育ちました。
ストックホルムは水の都とも呼ばれる、とても美しい景観を持つ街です。
トゥンベリさんは8歳の時に環境問題、温暖化についての話を聞き、それに対して明確な打ち手が打たれていないことが、理解できなかったと言います。
普段はほとんど考えることはありませんが、確かにこうして現実を突きつけられると、トゥンベリさんのおっしゃる通りだと感じますね。
日本でも温暖化については、頻繁に議論されるものの、それに対してどういった対策をされているのか、僕はほとんど知らないのがとても恥ずかしいことですね。
しかしそういった単純な矛盾について、気付くことができるというのも、思考がシンプルな8歳の少女だからこそなのかもしれません。
8歳の時に大きなショックを受けたトゥンベリさんは、11歳の時には不安と心配で、話すことも食事を取ることもままならない状態になってしまいました。
そして15歳の時には猛暑と山火事という、環境の悪化が原因で起きた自然災害をきっかけに、環境活動を行うようになります。
その内容とは、学校をボイコットすること、そして議会の前で座り込み、講義をすることでした。
次第に学校のポイコットは「未来のための金曜日」として大人たちに温暖化対策を訴える抗議活動となっていきました。
大人を巻き込んでの抗議活動をするという発想が、僕が15歳の時には考えもしなかったことで、この行動力は本当にすごいですね。
グレタ・トゥンベリが注目されたきっかけとは?
トゥンベリさんの活動はどのような形で、現在のように注目されるようになっていったのでしょうか?
トゥンベリさんは自身でのストライキ画像をInstagramやTwitterに掲載していました。
そのストライキ画像を見た方が、フォローすることで拡散され、少しずつ広がり始めていたのですが、フリーランスのカメラマンの目に留まり、フォローされたことにより、一気に注目されるようになりました。
さらには動画も作成し、 Youtubeのチャンネルで公開したことで、注目度はさらに上がっていくことになります。
その後1週間もたたないうちに、地元記者たちも取り上げ始め、やがて世界的な報道へと発展していくことになります。
インターネット、SNSが普及した現代ならではで、心にささる何かを持ってさえいれば、あっという間に世界を飛び越えて、強力な影響力を持つことのできる時代であることを思い知らされますね!
現在ではInstagramのフォロワーが850万人、Twitterのフォロワーが320万人というところから、とんでもない影響力をお持ちであることがわかりますね。
なんとも今時だとは思いますが、これだけの影響力を持っていれば本当に世界を変えていけるのではないかと、思ってしまいますね!
ここまでくると政治家も、無視できないでしょうね。
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グレタ・トゥンベリの国連での涙ながらのスピーチに唖然!
9月23日にはニューヨークで開かれた、国連気候行動サミットで、地球温暖化に本気で取り組んでいない大人たちを強く非難しました。
「多くの人たちが苦しんでいます。多くの人たちが死んでいます。全ての生態系が破壊されています。私たちは大量絶滅の始まりにいます。」
「あなたたちが話しているのは、お金のことと経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかり。恥ずかしくないんでしょうか!」
涙を流しながら、怒りをあらわにしながら、各国の首脳を前に演説を行いました。
この演説に関しては、日本でも賛否両論のようですが、個人的には、正直ぐうの音も出ないと感じました。
彼女がおっしゃていることは全て正論で、今解決したくない問題を、若い世代に押し付けることに対して怒りを持つということは、ごく当然なことだと思います。
日本で言えば年金の財源や、少子化問題への対策も同じように、今解決したくない問題を、若い世代に押し付けるという構造になっているので、自分も含めた日本の若い世代の人も、何か行動をしないと状況は変わらないと思いました。
そういった点でグレタ・トゥンベリさんの行動力というのはやはり特筆すべきことだと思います。
確かに、その発言について言葉遣いや態度に対して批判があることも事実ですが、しかしトゥンベリさんの一連の活動は、ものすごくエネルギーと行動力のいること。
僕を含めたほとんどの方は環境に対して、ただ漠然とした危機感は持っているものの気候変動や温暖化の問題に対しての知識も豊富なわけではないし、表立って行動しているわけでもありません。
漠然とした危機感を持ちながら普通に生活しているだけ。
それに比べてトゥーンベリさんは、自身の人生の貴重な時間を犠牲にしながら、多大な労力を費やして世界中で訴え続けている。
SNSで多くの支持を集めていることからも、多くの人が本当は行動しなければいけないということを認識していることもわかりますね。
少なからず、トゥーンベリさんの行動が様々な場所で議論されることにより、多くの方が環境について考えさせられるきっかけになっているという事実が、とても凄いことだと思います。
16歳の可愛らしい女の子の強烈なリーダーシップによって、世界が救われる可能性があるのかもしれませんね。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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