2019年2月22日に発売されたα6400、α9の大型アップデートによる、瞳AFの進化とリアルタイムトラッキングと、今後まだまだミラーレスカメラでは存在感を出し続けることが予想されます。
SONY α6400はα6300をベースにして機能強化を図ったエントリーモデルという位置付けでありながら「α7R Ⅲ」と同じ世代の「BIONZ X」という画像処理エンジンを搭載し、さらに動体予測アルゴリズムを搭載することで0.02秒の世界最速AFを実現し、スペック上は最上機とされるα6500の0.05秒を上回るスピードとなっており、特にオートフォーカス周りは進化が著しい、APS-Cセンサー搭載のミラーレスカメラです。
春の運動会シーズンが間近ということもあり、α6400を子供の運動会用のカメラとして検討されている方も多いかと思います。
電気屋さんなどにカメラを見に行くと、今だに陳列されているものはα6000、α6300 などの以前の機種が多くのお店で陳列されていますが、個人的に新しいものが大好き、物欲まみれの中年としてはせっかくなら新しい技術の詰まった新しいものが使いたいところです。
今回はそんなα6400が運動会にオススメの5つの理由を超個人的視点でまとめてみましたのでご紹介いたします。


スポンサーリンク
僕のポジションについて
超個人的な感想や使い方を書いていく前に僕のポジションを明らかにしておこうと思います。
趣味のカメラはどっぷりハマり始めて約6年目。子供の動画を綺麗に撮りたくて始めました。一眼カメラで撮影するいわゆる「一眼動画」にハマりパナソニックのGH2を愛用。スタビライザー、ブラシレスジンバルを使用しながらパナソニックからソニーのカメラをメインで使用し主に写真を撮るようになりました。
最近では動画よりも写真を撮ることの方が多くなり、ストロボ沼に片足を突っ込みながら娘のポートレートを中心としてカメラ生活を楽しむわがままボディの、残念な中年男です。現在主に使用しているカメラは、ソニーα7rⅡ、ソニーα6300を使用しています。
そんな実際に子供を被写体として、写真を楽しむ僕が超個人的にα6400が運動会にオススメの5つの理由をご紹介いたします。
α6400が運動会にオススメの5つの理由
世界最速0.02秒の高速レスポンス、「高密度AF追従テクノロジー」搭載
運動会では、子供の出番というのは限られていますので、少ないシャッターチャンスを一瞬でものにする必要があります。
その時に必要とされるものは、オートフォーカスのスピードと正確性です。
α6400はα6300と比較してコントラストAF枠が169点から425点に増えたことで、その制度が大幅にアップしています。
またAFにおいて、高速性と追随性に優れた位相差検出AFと高精度なコントラスト検出AFを最適化し、「α7R Ⅲ」と同じ世代の「BIONZ X」という画像処理エンジンを搭載することで、世界最速0.02秒の高速AFを実現しているので、運動会の少ないシャッターチャンスをものにできます。
リアルタイム瞳AF
僕の使用しているカメラ、α6300でも使用できる機能の一つに瞳AFという機能があります。これはスマホなどにも搭載してある、顔認証と違い、被写体の瞳を検出し、瞳にピントを合わせてくれる機能です。
子供の写真を撮影する時にとても重宝する機能で、全身が入るくらいの距離感での撮影なら、あまり気にしないのですが、もう少し近づいて子供の表情をクローズアップしたい場合、顔認証でオートフォーカスで撮影したものを見ると、鼻や頬にピントが合ってしまい瞳は微妙にピントがずれている場合があります。子供の表情にクローズアップした写真を撮影する場合は、しっかりと瞳に合わせてあげることと、印象的な写真を撮影することができます。運動会で言えば、お昼ご飯を食べるシーンや、準備の時の一コマなどですね。
またα6300では、瞳AF機能を使用した時でも、その精度に疑問が残る場合もありました。
α6400では最新の技術により、その精度は改善しさらにリアルタイム瞳AFと進化し、常時瞳にピントを合わせてくれるので、シャッターと構図により集中できるようになりました。
またα6300では、瞳AFを行うためには、割り当てた別のボタンを押す必要がありました。これが結構わずらわしかったりしました。α6400では、瞳の左右を選ぶことができる上に、設定をすることで、シャッターボタン半押しでリアルタイム瞳AF機能を行えるようになった為、より撮影に集中できると思います。これはとてもオススメの設定です。
スポンサーリンク
リアルタイムトラッキング
α6300でのロックオンAFが進化して、α6400ではリアルタイムトラッキングという機能になり搭載されました。
これにより運動会でのダンスや徒競走の時などには、子供を指定し、認識させておけば、自動でα6400がAFを合わせ続けてくれるという機能になります。
これも設定で、シャッター半押しで動作するように設定できるため、非常に楽に、自分の子供にピントを合わせて撮影ができます。
近くから撮影できる場合は「リアルタイム瞳AF」、遠目の場合は「リアルタイムトラッキング」と使い分けると良さそうですね。
サイレント連写
運動会の場合、様々な音で賑わっているので、シャッター音は気にならないだろうと決めつけ、以前撮影を行なっていたことがあったのですが、連写をした時のとんでもない連写シャッター音が目立ってしまって、他の親御さんからの注目の的になったことがあります。
しかしα6300の一つの売りである、連写性能を子供の大事な場面で使用しないわけにはいかないので、冷たい視線を集めながらも、我慢して使用していました。
α6400では、サイレント連写がα6300の3コマ/秒から8コマ/秒に大幅に進化したので、周りの親御さんの視線を集めることなく、8コマ/秒の高速連写を行うことができます。このくらいのスピードで連射できれば、十分撮影できると思います。
さらに設定を変えることで、オートフォーカスの音も消すことができますので、完全に無音の状態で、撮影状況を機にすることなく、撮影を行うことができます。閉会式の時などに、オートフォーカス音を鳴らしまくるのも気が引けますよね。
写真だけでなく、高解像な4K動画も撮影できる!
α6400では、写真だけではなく、高解像な4K動画を撮影することができます。
例えば、写真と動画を合わせて運動会というテーマで一本の動画に仕上げでブルーレイディスクにと考えていた場合、もちろんフルHDでもとても綺麗ではありますが、その思い出をさらに美しく4K映像で残したいと思うのが親心ではないでしょうか!?
またα6400では、動画撮影時にも進化したオートフォーカス機能や、タッチトラッキング機能を使用できるため、ピントを気にせず、美しい映像を撮影することができます。
まとめ:ソニー α6400が運動会にオススメの5つの理由
今回はα6400が運動会にオススメの5つの理由についてご紹介してきました。
運動会といえば、年に一度の子供の一大行事で、「子供の晴れ姿を撮影するため!!」という大義名分があるため、奥様の決済も降りやすいかもしれません。もし少しでも奥様がぐらついてきたら
「旅行にも使えるし!!」
「入学式にも使えるし!!」
「もう注文したし!!」
と電光石火で畳み込みましょう。
ただ、場所取りから、撮影となると結構ハードな1日となるため、体調管理に気をつけてください。子供の運動会は自分の老化を思い知らされるイベントでもあります。
今回の記事が少しでも参考になりましたらシェアしていただけると嬉しいです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
関連記事
コメント