パナソニックが2月14日、パナソニック初の35mmフルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S」シリーズの「LUMIX S1R」「LUMIX S1」を正式に発表しました。
LUMIX Sシリーズは、これまでマイクロフォーサーズでミラーレスカメラを展開していたパナソニックの初の,でプロの作品づくりに使用されることを目指したものとなっており、マイクロフォーサーズでの小型軽量サイズとは一線を画す、大型で堅牢なボディが特徴になっています。
2018年からキャノンのR、ニコンのZ、ソニーのα、パナソニックSシリーズとフルサイズミラーレスカメラは、一気に賑やかになって選択肢が増えたのは、カメラユーザーとしては嬉しいですね。カメラの高機能化ばかりか、同時に高額化が進んでいるのが、万年金欠の中年としては悩みの種です。
実はパナソニックといえば、LUMIX G1で世界で初めてミラーレスカメラを採用したモデルを発売したメーカで、初期の頃のプロモーションでは「女流一眼」というのもありました「LUMIX S」シリーズでは「プロの体の一部になる」ことを目指しているという言葉通り「LUMIX S1R」「LUMIX S1」の両機種とも、プロ仕様に仕上がっており、現在のところエントリー機というポジションのものは現在ありませんので、ライバル機と思われるSONY α7RⅢ、ニコンZ7 と比較をして、違いを見ていきたいと思います。
今回は、「LUMIX S」シリーズの「LUMIX S1R」「LUMIX S1」を検討している方のために、lumix s1rの発売日、ライバル機との比較をご紹介したいと思います。


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LUMIX S1Rの発売日と詳細
ローパスフィルターレス、約4,730万画素のフルサイズ CMOSセンサー
ソニーのα7RⅢが約4240万画素、ニコンのZ7が約4575万画素ということで執筆時点で、フルサイズミラーレスカメラとして最高画素数を誇る新開発47.3MフルサイズCMOSセンサーをS1Rに採用しています。また光学ローパスフィルターを取り除くことで、Sシリーズ専用に設計されたSレンズが持つ高解像性能やイメージセンサーが有する高画素性能を最大限に引き出すことが可能になり、解像力・階調性・低ノイズすべてにおいて高い次元で達成し、LUMIX史上最高画質を実現しています。
高画素機については個人的にはここまでの画素数は必要ないと思いますが、α7RⅡでも高画素機特有のその精細な描写は目で見て「やっぱり綺麗だな」と思わせられています。ローパスフィルターレスについては、偽色とモアレについて高画素機を使用していても気になったことはありませんので弊害はないかと思います。
センサーの高速の処理性能によって、被写体の移動速度がカメラの画像スキャン速度よりも速い場合に生じるローリングシャッター現象を抑制しています。これは動画の際にも恩恵があり、忠実な描写も可能となります。
世界初、4K60P動画記録に対応
ハイレベルな業務用ビデオカメラで採用されている4K/60p動画記録を、フルサイズミラーレスカメラとしては世界初、S1Rに搭載しています。 またのちに「V-log L」ではなくVARICAMと同じ「V-log」を有償のアップグレードとして使用できるようになるようです。
また動画撮影中の新機能として「手ブレ補正ブースト」という機能を搭載していて、これは手持ち撮影による固定したアングルでの動画撮影中の手ブレを強力に抑える機能で、手持ち撮影をサポートします。
4Kの高画質で最大60fpsのスローモーション映像の記録を実現しています。この機能を使用することで、4K画質でスローモーション映像の表現を行うことができます。
もともと動画の強いパナソニックですが、フルサイズミラーレスカメラである「LUMIX S」シリーズこれまでのGHシリーズなどのノウハウを活用しながら、動画撮影に強いカメラになっている印象です。
動画撮影については、キャノンEOS R、ニコンZのフルサイズミラーレス機はまだまだという感じなので、ソニーとパナソニックの一騎打ちになっていきそうですね。
LUMIX S1Rの発売日と価格
LUMIX S1Rの発売日は2019年3月23日、現在の最安価格は559,750円となっています。
撮影サンプル
LUMIX S1Rとライバル機の比較
サイズ比較
LUMIX S1Rとα7RⅢの正面の比較
出典:https://camerasize.com/
LUMIX S1Rとα7RⅢの裏面の比較
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LUMIX S1Rとα7RⅢの側面の比較
LUMIX S1Rとα7RⅢの上面の比較
ソニーのα7RⅢと比較すると、LUMIX S1Rはかなり大柄なことがわかります。αシリーズでよく言われる小指あまりや、グリップの浅さなどの問題はなさそうですね。特に手が大きめの方には使いやすいのではないかと思います。重量でも898gと572gと300g強、重たいですのでコンパクトなものをお求めの方は、断然αシリーズの方がいいと思います。
僕のように無駄に手が大きくて、バッテリーグリップを装着して使用しているような方にはLUMIX S1Rの大きさ、重量もそう、苦にならないと思います。ミラーレス=コンパクトの概念を打ち破るボディサイズで、サイズの小ささよりも、機能性や操作性を重視した結果ですね。
センサースコア比較(DxOMark)
機種名 | 総合得点 | 色の濃さ | ダイナミックレンジ | Low-Light ISO |
α7RⅢ | 100 | 26,0 | 14,7 | 3523 |
Z7 | 99 | 26,3 | 14,6 | 2668 |
S1R |
※S1Rは発売後に更新
まとめ:パナソニック lumix s1rの発売日は?ライバル機との比較!
今回はlumix s1rの発売日とライバル機との比較について紹介してきました。ボディサイズ、重量、価格と、パナソニックが「プロの体の一部になる」というだけあって、プロ仕様のボディになっていることがわかりました。
そのほかの、描写性能、AF性能を含めた詳細な機能は、初めてのシリーズということもあり発売されてみないとわかりませんので、しばらく様子見といったところでしょうか。僕のような万年金欠貧乏人には、とても購入できるような機種ではないため、発売されたら、カメラ屋さんで触ってみようと思います。
発売されるのを楽しみに待ちましょう!
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