2019年1月16日にソニーはAPS-Cセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラ「α6400」を正式に発表しました。
これまでソニーは、他社に先駆けフルサイズミラーレスカメラαシリーズを展開し、2018年にはキャノン、ニコンと発売が相次ぎましたが、依然として販売シェア1位を獲得しています。
今回発売されるα6400では、フルサイズミラーレスカメラに注ぎ込まれた最新技術を小型ボディに凝縮したとのことで、その出来栄えに注目が集まっています。
現在ソニーで発売されているAPS-Cサイズのセンサーを積んだミラーレスカメラでα6000シリーズと呼ばれるものは今回発表されたα6400とα6000、α6300、α6500と4種類もあります。
それぞれ少しずつ、性能など異なり、若干性格も変わってきますので今回はそのα6400とα6000、α6300、α6500を徹底比較したいと思います。
購入を検討されている方は、この選択肢に入ると思いますのでこのレビューを4台が選択肢に入ると思いますので比較の参考にしていただければ嬉しいです!



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発売日はいつ?
ボディ名 | 発売日 |
α6000 | 2014年3月14日 |
α6300 | 2016年3月11日 |
α6500 | 2016年12月2日 |
α6400 | 2019年2月22日 |
APS-Cセンサーのフラッグシップということで、発売されたα6300でしたが、その半年後には手振れ補正を搭載したα6500が発売されて、その当時ネットがざわついていましたね!
α6000は約5年前の機種ですが、今でも現役バリバリで、僕の知人でも使用している方が複数いらっしゃいますよ!
外観デザイン
前面裏面ともにどれも似たようなデザインをしていますね。しかしよく見ると、α6000のみグリップ部分のシボ加工が弱めで若干ツルツルしている印象です。
サイズ
前面のサイズは全て同じですが、ボディの暑さは全て違いますね。グリップ部分が全て微妙に違います。全て実際に握ってみましたが、α6500、α6400はグリップが深く安定性が高く感じましたよ。
価格(2019年2月現在時点、価格ドットコム調べ)
機種名 | ボディ単体価格 | パワーズームキット価格 |
α6000 | 47,379円 | 52,069円 |
α6300 | 67,800円 | 69,800円 |
α6500 | 96,572円 | なし |
α6400 | 106,863円 | 116,523円 |
4万円代から10万円代と価格帯は結構広いですが、価格の下がってきたα6000、α6300はこれからカメラを始める方にも、おすすめしやすい価格ですね。
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機能
センサー
ボディ名 | センサー |
α6000 | APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)、”Exmor”APS HD CMOSセンサー |
α6300 | APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)、Exmor CMOSセンサー |
α6500 | APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)、Exmor CMOSセンサー |
α6400 | APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)、Exmor CMOSセンサー |
全て有効画素数2,420万画素のAOS-Cサイズのセンサーを搭載しておりますが、全く同じものではなく厳密には進化したセンサーを搭載していっています。
連写スピード
ボディ名 | 連写スピード | 連写枚数 |
α6000 | 11コマ/秒 | |
α6300 | 11コマ/秒 | 55枚 |
α6500 | 11コマ/秒 | 307枚 |
α6400 | 11コマ/秒 | 116枚 |
連写スピードについては大きな差はないようですね。僕はα6300を2年以上使用していますが連写スピード、連写枚数を不満に思ったことはないです。
運動会などの動いている子供を撮影するのに、不足はありません。
タッチパネル
モニターのタッチパネルはα6500、α6400のみの採用となっています。これは非常に羨ましいですね。
例えば構図を決まっている場合、フレキシブルスポットでAFポイントを移動させる必要がありますがα6300はコントロールホイールで移動するのですがこれが結構めんどくさいです。
タッチパネルに対応していれば、指で任意の場所にタッチするだけでできますね!
動画撮影の際にもタッチパネルは便利そうです。
チルト液晶
α6000、α6300、α6500はカメラ背面に対して上約90°,下約45°のチルト液晶となっています。ハイアングル、ローアングルの撮影時に非常に便利な機能です。
そしてα6400のみ180°可動となり、自撮りなどにも対応出来るようになりました。ビデオブログの撮影や、自撮りの際にも非常に便利だと思います。
撮影感度
ボディ名 | 標準 | 拡張 |
α6000 | ISO100~25600 | なし |
α6300 | ISO100~25600 | ISO51200 |
α6500 | ISO100~25600 | ISO51200 |
α6400 | ISO100~32000 | ISO102400 |
α6400はISO感度が半段改善していますね。室内での撮影が多い方は重宝しますね。
個人的にはα6300はISO1000を超えると厳しくなってきますから、ISO1600くらいまで使えるようならいいですね。
瞳AF
瞳AFはα6000、α6300、α6500、α6400全ての機種で使用できますが、α6400ではさらに進化したようでα6400はリアルタイム瞳AFの速度、精度が大幅に向上しており、正面からうつむき顔になった場合や、振り向いた瞬間でも、瞬時に瞳を検出、追随出来るようになったという事です。また2019年夏に予定されているソフトウェアアップデートの目玉である「動物の瞳」への対応も予定されています。
確かにα6300で、子供を撮影する際に瞳AFはとtれも便利なので必ず使用する機能ですが、横を向いたりうつむいたりした場合は、外れてしまいます。
α6400では、瞳を捉えるスピードと追従性があがているようなので、撮影の歩留まりが改善しそうですね。
【まとめ】ソニーα6400とα6000、α6300、α6500はどう違う?徹底比較!
新しい分、価格もα6400がα6500よりも若干高くなっていますが手振れ補正機能を除けば、α6500を超えている部分が非常に多いですね。
やはり個人的に一番気になるポイントは瞳AF関連で、これだけで買い替えを検討しています。
動画性能も充実しており、そつなくこなすオールラウンダーといった感じでしょうか。
別に最新の機能に興味がない!という方には、α6000、α6300といった今でも十分高性能な中級機モデルも用意してありますので、コスパの高いこの辺を選択するのも一つだと思います。これからカメラを始める方や、家族写真を気軽に撮影したい方は十分すぎる性能を持ち合わせていますよ。

用途に合わせてベストなカメラを選んで素敵なカメラライフをお過ごしください!
今回の記事が少しでも参考になりましたらシェアしていただけると嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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