2019年大会では残念な結果となってしまいましたが、春夏合わせて、合計3回の優勝経験を持つ名門の日大三高野球部。
多くのプロ野球選手を輩出していることでも有名です。
高校野球総選挙 最強高校編では爆笑問題田中さんが1位を予想してしたことで話題になっています。
日大三高といえば小倉全由監督も有名です。
そこで今回は日大三高野球部、小倉監督について気になって調べてみましたので、ご紹介していきます。
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日大三高野球部、小倉監督のプロフィール&経歴まとめ!
小倉監督は日大三高を卒業されています。
自身の高校野球時代は背番号13番で、副キャプテンではありましたがレギュラー選手ではなく、三塁コーチとして活躍されました。
大学を卒業後、1981年に25歳の若さで、関東第一高校の野球部に就任します。
その後関東第一高校は甲子園準優勝に輝くなどの実績を残し、関東第一の名前を徐々に広げます。
高校野球の監督しては、かなり若手の存在だったと思いますが、すぐに頭角を現しましたね。
若い監督ということもあり選手と一緒になって汗を掻くということをここ心がけていたようですね。
練習は嘘をつかないという言葉の元に屈指の練習量をこなすことで、甲子園で快進撃を続けました。
そんな小倉監督でしたが、1997年には17年ぶりに母校である日大三高の野球部監督就任を決断します。
しかし17年ぶりに母校に帰ってきた小倉監督が見たのは、変わり果てた母校の野球部の姿でした。
夕食後には、選手がテレビの前に集まって笑いながらテレビを見ていたそうです。
「ライバルたちは今も必死で努力しているぞ」
そう言いましたが、選手たちは誰も動こうともしませんでした。
小倉監督はまずは意識改革が必要だと感じ、1年生が行なっていた練習の準備や、洗濯の制度を撤廃。
そのほか罰としての草刈りや掃除もやめ、選手たちがより野球に集中できる環境作りに奔走します。
選手たちには必死で「お前らと甲子園に行きたい」と訴え続け、匿名での選手起用への批判の投書などには、親を集めて止めるように話をするなど母校の野球部の改革を進めていきました。
次第に選手たちの自主的な練習量が増え始め、チームは3ヶ月ほどで激変、夏の東京大会でベスト4になるなど、この頃から現在につながる日大三高の快進撃がはじまりました。
日大三高、出身メンバーが語る練習後の叱咤激励に感動!
小倉監督は、野球部の監督として若かったことと、仁義なき戦いのファンであったということから、練習が厳しいことは想像できますね。
熱い思いがあるからこそ、時には選手を叱ることもありました。
しかしそんな時も、監督室によび、一緒にジュースやスィーツを食べながら、世間話をしながらコミュケーションをとるのが小倉流。
お祝いの日には、自腹でケーキを買い選手たちにプレゼントしました。
ロッテ関谷選手は、不調が続いた時に監督と食べたラーメンがいまだに忘れられないと言います。
ぐちぐち言わずに、「甲子園へ一緒に行こう」と駆け引きなしで素直な気持ちを選手たちに伝えるそうです。
選手たちはまだまだ精神的に未熟な年齢ですが、こうしてしっかりとコミュニケーションをとることで、信頼関係を作るからこそ、同じ気持ちで、甲子園という同じ目的に向かっていけるのではないかと思いました。
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日大三高野球部、小倉監督の指導方法がすごい!実績まとめも!
小倉監督の指導方法は、基本的には選手を褒めて伸ばしていくという方法を取っています。
しかし瞬間湯沸かし器のように、いきなり大きな雷を落とすこともあるようです。
現在は教育が難しく、厳しくすることに対して全て否定的に捉えられてしまう面もあります。
しかし選手たちがまだまだ未熟な年齢であることから、メリハリをつけてあげることはとても大切なことだと思います。
そのための前提として、小倉監督は選手とともに寮生活を送っており、普段から選手とのコミュニケーションを大切にしています。
一緒にお風呂に入ったり、一緒にスイーツを食べたりと、積極的に選手たちとコミュニケーションをとっています。
そういったことから選手たちには、時には父親以上の存在と言われるほどの信頼関係を築いています。
こういった小倉監督の指導法から、チームが一丸となって戦うことができ、素晴らしい実績を残すことができているのだと思います。
そんな小倉監督の監督としての実績は、関東一高では甲子園大会出場回数4回、そして準優勝が一回。
日大三高では甲子園大会出場回数14回、そのうち優勝2回、準優勝が1回という素晴らしい実績を残しています。
小倉監督は選手たち一人一人のことを本当によく見ていて、いい結果が出るためによく考えて指導されていると思いました。
今後もおそらく、日大三高の活躍は続くと思いますので、注目していきたいと思います。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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