張本勲が監督になれない理由とは?臨時コーチでの実績が凄すぎて驚愕!

野球評論家の張本勲さんのサタデーモーニングでの大船渡高校の佐々木朗希さんの起用法に対する発言が、話題になっています。

これまでも番組内でのメジャーの大谷翔平選手、ダルビッシュ選手を始め、多くのスポーツ選手へのコメントが炎上するなどしてきましたが、今回も発言が問題視されるなど広がっています。

そこで今回は数々の実績を持つ、張本勲さんが監督になれない理由について気になって調べてみましたので、ご紹介いたします。

 

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張本勲のプロフィール&経歴まとめ!

 

それでは、まずはプロフィールと経歴からご紹介していきます。

 

現在の日本ファイターズである東映フライヤーズに1959年入団します。

その後入団一年目からレギュラーとなり、新人王を獲得します。

もともと高校時代は投手であったため、プロ入り後から野手としての練習を開始したにも関わらず、新人王を獲得するわけですから、もちろん才能もあったとは思いますが、その努力には驚かされますね。

3年目には首位打者を獲得するなど、主力として活躍し1967年から4年連続の首位打者を獲得しています。

この時代には現在同じく野球評論家として活躍している野村克也さんとは死闘を繰り広げており、試合中にバットで殴るなどし、現在でも犬猿の仲と言われています。

 

その後、長嶋茂雄さんに請われ、読売ジャイアンツに移籍し1976年には自己最多の安打数を放つなどしリーグ優勝に貢献します。

ジャイアンツに在籍時代には、スクイズのサインを見ずにヒッティングをしたことで、長嶋茂雄さんにビンタされてしまいました。

首位打者7回、最多安打3回、ベストナイン16回と野球選手として申し分ない成績を残されており、ものすごい選手だったことには間違い無いのですが、どうも選手時代のエピソードが、荒々しいものが節々に出てくるのが張本さんらしいですね!

 

実績十分の張本勲が監督になれない理由とは?

実績充分の張本勲が監督になれない理由とは?

 

これだけの実績を残してきた張本勲さんが、なぜ監督になれないのでしょうか?

 

野球評論家としてコメントする立場になった張本勲さんは、様々な場所では煮物を着せぬ発言で人気になります。

その一方で、そのコメントが批判を呼び、炎上となることが度々起こります。

最近でいえば、登板過多による故障を恐れて登板を回避させた大船渡高校の佐々木朗希選手に対しては

「けがを怖がったんじゃ、スポーツやめたほうがいいよ。みんな宿命なんだから、スポーツ選手は」

「将来を考えたら投げさせたほうがいいに決まってるじゃない」

 

と選手の将来性を考えて、苦渋の選択をした大船渡高校に苦言を呈したことで、ダルビッシュ選手をはじめ多くのスポーツ選手を巻き込み、炎上しています。

まあ高校まで野球をしてきたものとして、張本勲さんの発言の意図は、理解できないことはないです。

しかし実際にそれが原因で故障して、選手生命が短くなってしまう選手がたくさんいますからね。
精神論では片付けることは出来ないですよね。

一昔前はそのような精神論が、実際に当たり前のように指導者レベルで言われていましたが、時代は変わっていると思います。

 

また48歳で現役を続ける三浦知良選手に対しては

「(J2は)野球で言えば2軍のようなもの。もうお辞めなさい」

と発言したことで、批判が集まりました。

三浦知良選手の感謝の言葉を言った、大人の対応が賞賛されましたが、テレビでの発言としては、ちょっと刺激的すぎる言葉なのかと思います。

テレビでの作られたキャラクターとしても、この姿とそれに対して炎上している様子を見ていると、監督を依頼する球団もちょっと考えたくなりますよね。

これだけ度々、批判を撒き起こされると、プロ野球も人気商売なので、厳しいところがあると思います。

また過去には、ヘッドコーチや監督の打診を受けたことがあるようですが、断っているようですね。

ご本人曰く、3度ほど監督の打診はあったようです。

張本さんとしても、監督をやるつもりがなさそうですね。

球団側も、依頼しづらい状況であることと、ご本人も監督をやるつもりがないことが張本勲さんが監督になれない理由のようです。

 

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張本勲の臨時コーチでの実績が凄すぎて驚愕!

 

上記理由で監督にはなっていませんが、臨時コーチやアドバイスでの実績が驚愕の内容でしたのでご紹介いたします!

 

秋季キャンプで臨時コーチとして訪れた際に、体が突っ込むという癖があり、バッティングに悩んでいた大豊泰昭さんに、一本足打法を勧めます。

大豊さんはあまり張本勲さんのことを信用していなかったようです。
しかしともに真剣に取り組み、また王さんに相談するなどして信頼関係を築き、打撃改造を成功させ、本塁打王、打点王を獲得することができました。

大豊さんは現役時代活躍をよく見ていましたので、そこに張本勲さんの手助けがあったことにとても驚きました。

 

また選手時代には、ロッテへ移籍した際に、当時在籍した落合博満さんの独特なバッティングフォームに対して、当時多くの評論家が酷評していたいました。

それに対して張本勲さんは

「素晴らしい!このままで打てる!」

と落合さんのフォームを絶賛していました。
しばらくして落合さんが活躍することで張本さんの眼が本物だったということを証明します。

張本さんのイメージでは、自身の価値観で型にはめそうですが、落合さんのバッティングフォームについて、肯定していたという柔軟性に驚きですね。

個人的にはテレビで共演した時に、落合さんが張本さんの意見をやんわりと否定するのが好きです。

 

そしてイチロー選手がオリックスに在籍時代に、仰木監督からいいバッターがいるから見てくれと言われ見たのがイチロー選手でした。

右の足を上げるから2軍に落としたと、当時振り子打法に懐疑的だった仰木監督に

「足をあげようが、あげまいが関係ない。なんでこんなにいいバッターを2軍に落としたんですか?」

と1軍での起用を促したそうです。

ここでも張本さんの眼が本物だったということが証明されますね。

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これだけの選手の実力を若い時に見抜いてきた張本勲さんの眼は当然素晴らしいもので、監督になって今伸び悩んでいるスター候補の若手選手を、ぜひ育てて欲しいと思いますが、本人にその気がないということと、テレビでの選手育成についてのコメントが、今の時代とはあっていないと思いますので、難しいかもしれませんね。

数々の実績を残してきたレジェンドの、ヒヤヒヤする発言を楽しみたいと思います。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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