ミスターイーグルスとも呼ばれる礒部公一さんが、ジャンクスポーツに出演されるということで話題になっています。
礒部公一さんといえば、楽天イーグルスの初代主将、選手会長として在籍し、現役を引退後はコーチとして、2017年まで選手育成に携わるなど、楽天ゴールデンイーグルスの歴史の証人とも言える方です。
今回はそんな磯部さんが現在どこで何をしているのか気になり調査してみましたので、ご紹介いたします。
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ミスターイーグルス 礒部公一のプロフィールと経歴のおさらい!
それではまず、理解を深めるために元プロ野球選手の礒部公一さんの、プロフィールと経歴をおさらいしていきます!
礒部公一さんは1996年に、近鉄バファローズ(現東北楽天ゴールデンイーグルス)にドラフト3位で指名され、入団することになります。
現在では球団名が変わってしまっているため、わからない方も多いかもしれませんね!
ちなみに同期入団ではありませんが、先日引退を発表されたイチローと同級生でもあります。
イチローのルーティンの内容とは?これを知ればあなたもイチローに!?
ドラフトで指名されてものの、本人としては、オリックスへの入団に気持ちが傾いており強行指名という形になったことで、困惑していた磯部さんでした。
しかしドラフト翌日に磯部さんが空を見上げると、なんとヘリコプターの姿が。
なんと当時の佐々木恭介監督が、他の選手を差し置いて、真っ先に磯部さんのところに、ヘリコプターをチャーターして、訪れました。
こんなの今では考えられませんよね、どんだけお金使ってるんだよって話ですね。
しかしそのインパクトと、誠意が伝わり、磯部さんは近鉄バファローズへの入団を決めました。
まあ結果論として礒部公一さんは、プロ野球選手として長きにわたり活躍することになったわけですので、ヘリコプターでの凱旋は間違いじゃなかったということになりますね!
2001年には、中村紀洋さん、タフィローズさんらと強力クリーンナップを組み、5番バッターとして優秀な成績を残し、史上最強の5番打者とも呼ばれ、チームもリーグ優勝を果たしました。
この時の近鉄バファローズは、僕もよく覚えていて、投手陣は良いわけではなかったのですが、それを補い余るほど、いてまえ打線と言われるだけあってとにかくよく打つチームで、みていてとても楽しいチームでした!
2004年の球界再編問題では、近鉄の選手会長として反対運動を実施。
その後移籍した新球団の楽天イーグルスでは、選手会長兼、主将としてチームを牽引しました。
新球団の時は、戦力的に厳しい結果が続き、非常に苦しい思いをしたのではないかと思いますが、そんな中でもチームを牽引する姿がとても印象的でした。
礒部公一の現在(2019年)は?通算1225安打の成績を残したバッターは今何してる?
礒部公一さんは2008年に現役を引退し、そのまま2軍の打撃育成コーチに就任します。
2015年には1軍打撃コーチに就任し、2017年には退団が発表されました。
そして現在、礒部公一さんは拠点を東北に置きながら、 J-sport、仙台放送にて解説のお仕事をされており、ベースボールマガジンにて、イーグルスを中心としたコラムの執筆活動を行うなど、野球評論家として活動されています。
また、子供達への野球教室や、トークショーも行なっているようです。
個人的には、ユニフォーム姿の礒部さんがみたいため、また指導者としてプロ野球に戻って欲しい気持ちが強いです。
プロ野球を引退してのちに指導者となる方も、一度プロ野球から離れて、外から見るという方も多いため、今後指導者としての姿を見ることができる可能性も高いのではないかと推察しています。
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礒部公一さんがプロ野球再編問題で発した、記憶に残る一言とは?
2004年に、近鉄とオリックスの合併計画がとりだたされるようになると、当時近鉄の選手会長だった磯部さんは、労使交渉や、署名活動などの反対運動に奔走しました。
結果的には、その甲斐なく近鉄は消滅してしまいますが、その反対運動の際に礒部公一さんが訴えた言葉で
僕ら選手は分配されても1年は、いる。でも裏方さんはどうなっちゃうんですか」
という言葉がとても心に残っています。
自分たちのことよりも、これまで一緒に戦ってきた裏方さんたちへの思いを口にしたことがとても印象的でした。
それまでも近鉄バファローズのファンではありましたが、いてまえ打線と言われる個人の打撃を優先するような、荒々しい男たちというイメージを勝手に持っていました。
しかしこの一言で自分たちのことよりも、裏方さんのことを心配する強い思いやりを持った方と知り、今までよりも好きになりました!
その後球界再編問題は就職を迎え、そして現在カープ人気、DeNA、楽天、ソフトバンクなど新興球団の努力もあり、プロ野球人気は復活の兆しを見せています。
あの時の苦しみが、今のプロ野球のへとつながってきたということですね。
そんな苦しみを味わった経験を礒部公一さんが、これからの若い選手たちにも伝えていけるように、また指導者としてプロ野球に戻ってこられる日を楽しみにしています!
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