日本ハムファイターズに今シーズンより移籍してきた、台湾のスター王柏融(ワン・ボーロン)選手が連日のマルチ安打で打率を3割に乗せ、開幕戦から7打数無安打と苦しみましたが、エンジンがかかってきました。
王柏融(ワン・ボーロン)は昨シーズンまで、台湾リーグ,のLamigoモンキーズに所属し台湾人選手としては初の三冠王、また最多安打で打撃4タイトルを獲得するという無双状態で、阪神タイガース、西武ライオンズ、読売ジャイアンツもスカウトが訪れるなど多くの日本球団が興味を示してきた逸材です。
今回は、そんな王柏融(ワン・ボーロン)の活躍、台湾の反応、彼女について徹底調査しましたので、ご紹介したいと思います。


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王柏融(ワン・ボーロン)のプロフィール、経歴、エピソード
王柏融(ワン・ボーロン)のプロフィール、経歴
- 国籍:中華民国(台湾)
- 出身地:台湾屏東県万丹郷
- 生年月日:1993年9月9日(25歳)
- 身長:182cm
- 体重:85kg
- 投球・打席 :右投左打
- ポジション:外野手
- プロ入り:2015年 ドラフト1巡目(全体4位)
- 好きな食べ物:日本式のとろみのあるカレーライス、ラーメン
- 好きな日本人選手:イチロー、松井秀喜、松坂大輔
- あだ名:大王
王柏融(ワン・ボーロン)のエピソード
台湾のプロ野球選手としては当時珍しく、小中学校、高高時代に、台湾代表歴のないいわゆるエリートではなかったため、それがコンプレックスだったようで、何度も野球を止めようとした経験があります。
そんな王柏融(ワン・ボーロン)選手ですが、大学時代に、ウェイトトレーニングを重点的に行なった結果、高校時代本塁打が0本だったが、みるみると体が大きくなるのと同時に、台湾を代表する屈指のスラッガーへと化けました。
大学時代にウェイトトレーニングに励んだことで、バッティンが劇的に改善したというポイントは、ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手と共通ですね。実際に柳田悠岐選手に対しては、尊敬する選手であるそうです。ウェイトトレーニングと野球でのパフォーマンスについては、イチロー選手やダルビッシュ選手に端を発する様々な説がありますが、実例としてこうして結果が出ている選手もいますので自身でしっかり研究をすることが必要ですね。イチロー選手も全くしないわけではないですからね。
学生時代の頃から王柏融(ワン・ボーロン)選手は海外志向の高い選手だったそうで、「海外でプレーしたい」と公言し続けていたようで、実際にその夢を叶えることになるのですが、大学卒業後すぐに、NPBかメジャーリーグに挑戦したかったようですから、日本で言えば、大谷選手が高校時代からメジャー挑戦を公言していたような感じでしょうか。
台湾リーグではLamigoモンキーズに在籍し、なんと打率は2年連続4割越え!
2015年にプロ野球デビューをしますがなんとその年には既に、プレーオフで優秀選手に選ばれます。
2016年、2017年は2年連続の打率4割を超えるとんでもない成績を残しました。さらには2016年には最優秀選手、新人王に選出されたほか、打撃王、安打王、ゴールデングラブ賞、ベストテンなどのタイトルを総ナメにし、台湾プロ野球での新記録を打ち立てました。
結果として2015年の台湾プロ野球デビューから3年で、日本ハムファイターズへ移籍することとなりますが、三年で台湾プロ野球界を席巻したスーパースターです。
バッターとしての特徴は、選球眼の良さで低めのくさいボールになかなか手を出さないため、三振が非常に少ないことが大きな特徴です。結果的にこれが打率の高さにつながっていきます。
また首級から積極的に打ちに行くタイプで、バットコントロールが良く、足も速いため、内野安打が多いことも特徴の一つです。
典型的なヒットメーカーのようですが、2017年には31本塁打を放っていることからも、長打も打て、台湾リーグでは手のつけられない打者だったようですね。
とても涙もろい面があり、すぐに泣いてしまうそうで、高校時代に台湾代表に選出されなかった時など号泣してしまったそうです。
昔から台湾のテレビで日本プロ野球が放送されていたため、日本プロ野球に詳しく、イチロー選手、松井秀喜選手の活躍は小さいことから見ていたようで、テレビ番組での取材の時に「海外へ行くならアメリカか、日本か?」と質問され、「日本」と答えるなど、日本プロ野球に対しては、かなり親近感を抱いているようです。
王柏融(ワン・ボーロン)の活躍に、台湾の反応は?
台湾プロ野球リーグの概要
台湾では郭泰源さん、郭源治さん、荘勝雄さんの時代から、日本プロ野球に対しての関心が高く、試合のテレビ放送なども行なっていることや、最近では陽岱鋼選手の活躍もあり、注目度が高く、大谷選手がメジャーリーグに挑戦する際には、新聞で特集が組まれるほど。まさか日本以外の他国で、日本プロ野球に対しての関心が高いことがとても意外ですけど嬉しいですね。台湾で、日本人選手のサイン会が行われる際には大勢の人が集まってくれるそうです。
そんな台湾ではプロ野球がとても人気が高く、現在では台湾出身の選手も活躍していることから、それなりの規模があるのではと思いますが、まだまだ歴史は浅く、実はプロ野球リーグに所属するチームは4チームとかなり少ないです。
今後台湾プロ野球が発展していくためには、チーム数が増えていくと、競技人口が増え、レベルも上がっていくでしょうね。そのためにも、野球がビジネスとして、進化していく必要がありますね。
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台湾リーグのレベルは?
一般的によく言われているのが、台湾リーグは日本プロ野球リーグの1,5軍とよく言われています。日本でヤクルトスワローズで現役を引退した渡辺久信さんが、台湾リーグへ指導者として訪れ、サイドスローを教えたいのだが、言葉が通じないため困っていたら、投げるところを実際に見せればいいとアドバイスされ、現役復帰。実際に試合でサイドスローで投げたら、完封してしまったという逸話にあるように、競技人口も少なく、リーグとしてのレベルとしては日本より劣るというのが現状です。
他にも元日本ハムの正田樹さんが引退後、台湾へ渡ったのちに最多勝と、最多奪三振のタイトルを獲得したというエピソードからもわかります。
しかしその中から、日本プロ野球でも活躍する選手が多く出てくることからもわかるように、いい選手は実際にいるわけです。これはメジャーリーグと、日本プロ野球の比較にもよく似ていて、レベルの劣る日本から、イチロー選手がメジャー挑戦したことと、同じ現象ですね。
王柏融(ワン・ボーロン)選手が今後活躍していくことで、台湾リーグのレベルも上がってくることにつながると思いますので、ぜひ、頑張って欲しいですね。
王柏融(ワン・ボーロン)の活躍に、台湾の反応は?
2018年のオープン戦で、王柏融選手が日本での初めてのホームランを打った際、台湾の大手新聞社では、「王柏融は最初の爆弾を落とした」とトップで取り上げました。
また違う新聞でも、日本メディアのコメントも紹介しながら、彼は『投げミスで逆球が来たところを打った。運が良かった』と控えめに語った」と報じています。読売ジャイアンツの陽岱鋼選手についても同様、頻繁に取り上げている様子で注目度の高さが伺えます。
王柏融選手が所属していたLamigoモンキーズ のGMも「王選手は日本で活躍して、CPBLのレベルの高さを世界にアピールしてほしいと思っています。今まで、CPBL経由で個人タイトルを取った選手がNPBに挑戦したことはありませんでした。それだけ王柏融への注目度は高いですし、成功してほしいという思いは強いですね。台湾の野球ファンもそう思っていると思います。」とコメントするなど、まさに日本人がイチロー選手の活躍に、一致一憂していたように、王柏融(ワン・ボーロン)に注目しており、活躍することで、非常に盛り上がっています。
週刊ベースボール増刊 イチロー引退記念号 2019年 5/7号 [雑誌]
日本人が思っている以上に、日本プロ野球自体が、台湾で注目されていることも、王柏融選手への注目度に拍車をかけていますね。
王柏融(ワン・ボーロン)の彼女は?
王柏融(ワン・ボーロン)選手は年齢も25歳と非常に若く、日本人選手にない素朴さを持ち合わせているようで、インタビューなど見ていると、とても爽やかで可愛いですね。年上の女性に好まれそうでと思いました。
そんな王柏融選手の彼女ですが、徹底調査して見ましたが、情報が全く見当たりませんでした。引き続き調査して情報を掴み次第更新します。
ひたむきな姿勢と、素朴さがとても好印象なナイスガイですので、これから活躍すると、日本人女性にもものすごくモテるでしょうね。個人的には変な女性に、引っかからないよう祈っています。
まとめ:王柏融(ワン・ボーロン)が躍動、台湾の反応は?彼女を徹底調査!
今回は、台湾から来た大王、王柏融(ワン・ボーロン)選手について紹介してきました。
イチロー選手がメジャーリーグに挑戦したのが27歳ですから、それよりも王柏融選手はまだ若い25歳ですから、多くの可能性が秘められています。可能性としては、日本で活躍し、次はメジャーリーグに挑戦し、とんでもない選手になってしまうかもしれません。
本人としては、念願だった海外挑戦ということで、今は日本プロ野球への適応と、技術の向上に必死だと思いますが、是非是非活躍して欲しいと思います。
そんな王柏融(ワン・ボーロン)選手に注目していきましょう。
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