ついに2019年3月23日、第91回選抜高校野球大会が始まりました。
2018年の第90回選抜高校野球大会では選抜大会では1988年の第60回大会以来30年ぶりに、スタンドに入場できない可能性を知らせる「満員通知」が出るなど、熱狂的な盛り上がりを見せました。
決勝戦は智弁和歌山対大阪桐蔭では池田さん、根尾さんの先発が好投し、拮抗した試合展開となりましたが、大阪桐蔭の適時打と、現中日の根尾昂選手の圧巻の130球を超える熱投で見事大阪桐蔭が勝利、優勝で幕を閉じました。
高校野球の人気が高まっているようですが、個人的にも見ていて面白いのはプロ野球よりも、高校野球ですね。純粋な思いみたいなものが、大人には受けているようです、僕が高校野球をしていたというのもありますが、見ているだけで当時を思い出して、涙が出そうになってしまいます。1度も公式戦には出ていない万年補欠ですが。
今大会では早くもドラフト1位候補と注目されている奥川恭伸選手ですが、1回戦では毎回の17奪三振、3安打完封し、3-0で快勝と前評判通りの活躍を見せ、野球界の重鎮、張本勲さんも「またすごい選手が出てきたね」と絶賛していました。
今回はそんな奥川恭伸選手の名前の読み方、ドラフトでの意中の球団など徹底調査いたしましたので紹介したいと思います。


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プロフィールと経歴、奥川恭伸の読み方
奥川恭伸の経歴とプロフィール
- 名前:奥川恭伸
- 読み方:おくかわやすのぶ
- 学年:高校3年
- 生年月日:2001年4月6日
- 年齢:17歳
- 体重:78kg
- 身長:183cm
- 出身地:石川県かほく市
- 小学校:かほく市立宇ノ気小学校
- 中学校:かほく市立宇ノ気中学校
- 好きな食べ物:もずく
宇ノ気中学校までは軟式野球でプレーをしており、中学時代は全国優勝を果たすなど、この頃から注目を浴びる存在でした。
初登板は星稜高校1年春の北信越大会。2年生の時、夏の甲子園大会ではなんと150kmを計測して話題になっていました。
奥川恭伸選手の練習方法がかなり独特で電車通学の時間に、バインダーのクリップをつまむ自己流の練習をしているそうです。本人いわく「練習方法が正しいかわからないが、指先にボールがひっかかる感覚がつかめた」ということ。ちなみにこの練習方法でいろいろな球種の習得をしたそうです。凡人にはなかなか理解し難いところがありますが、これは奥川恭伸選手が天才ということなんでしょうか?
昨秋の神宮大会では準優勝をして、昨夏では吉田輝星選手、根尾昂選手に交じって2年生で唯一、侍ジャパンU-18代表入りしてアジア選手権で銅メダルを獲得しました。
奥川恭伸の性格
練習に対しても1人で通学中でも電車通学の時間に、バインダーのクリップをつまむ自己流の練習に取り組んだり、明確な目標を作り課題をクリアしていくタイプですということから、非常に真面目な性格だということがわかります。
また趣味も読書ということで、野球に限らず勉強熱心であることがわかります。
奥川恭伸選手の出身中学校の、宇ノ気中学校の三浦監督は「とにかく謙虚」と評価しています。先輩の松井秀喜さんも高校時代からすでにその人間性が評価されていましたが、後輩だからでしょうか、奥川恭伸選手の人間性も非常に評価されています。
奥川恭伸選手は「常に笑顔でいることで、観客やいろんな人を味方につけられる。野手にも安心感を与えられる」と語っており、笑顔でいることをとても大切にしています。そのため、甲子園という大舞台のマウンドでも笑顔でいることが非常に多いです。そんな姿を見てチームメイトも伸び伸びとプレイしている姿が見受けられています。チームでもメンタルトレーナーを採用し、笑顔を大切にしています。
奥川恭伸の特徴
150km超の変化球とお化けフォーク
ストレートは2年生の時から150kmを超えており、2年次に甲子園出場した際に登板し150kmを記録しています。またそれを生かす変化球の中でもスライダーが優れておりき切れ、コントロール共に超高校級のレベルです。手元で鋭く変化するスライダーとフォークは腕を振って投げられるため打者はストレートと見分けがつかず、ボール球でも思わず手が出てしまう。ストレートもコーナーにしっかり投げ分け、常にストライクが先行するピッチングは安定感抜群です。
それに加えて、中日ドラゴンズに在籍の根尾昂選手からの直伝のフォークも消える魔球と評判です。
奥川恭伸のフォーム
奥川投手の投球フォームで特筆すべき点は、ワインドアップからの投球の時、一度ボールをグローブで「ポンッ」とリズムを取るところです。元巨人の杉内投手もこのような所作から、ピッチングを行なっていましたね。
また変化球を投げる際も思い切って腕を振っているため、打者にとってみればストレートと見分けがつきにくく、狙い球を絞り切れないところがあると思います。
そしてゆったりとしたテイクバックから、リリースのタイミングでスピードアップするようなフォームのためバッタ-としてタイミングが取りづらいと思います。
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吉田輝星選手も激励!
昨夏の甲子園を沸かせた日本ハムファイターズ在籍のドラフト1位吉田輝星投手も奥川恭伸選手の投球を注視。昨年のU18で奥川とともにプレーした吉田輝星投手が「高校2年生の球ではなかった。奥川はけっこういい球を投げるので、優勝できるんじゃないかなと思う」とエールをを送っています。
根尾昂選手のフォーク
今夏のU18アジア選手権で高校日本代表に選ばれた際に、根尾とは同部屋でした。その際に積極的に様々なことを教わったそうで、特に投球の組み立て方フォークの握り方を教わったそうです。根尾の技術に加えて意識の高さやストイックな部分も吸収してきたようで、以前は、受け入れなかったような他人の意見も、現在は柔軟に取り入れるようになったそうです。
奥川恭伸選手の意中の球団は?
中日ドラゴンズ説
ドラフトの目玉であった根尾昂選手の獲得に成功した中日ドラゴンズ。
2019年のドラフトは豊作といわれ、特に高校生の投手がたくさん揃っておりその中でも注目の奥川恭伸選手は注目しているとのこと。
中日ドラゴンズではここまで中国・四国担当だった星稜高OBで元中日外野手の音スカウトを北陸担当に転換。西山球団代表も「奥川のための配置転換か」と聞かれると「もちろんそういう意味あいはあるでしょう」と“奥川シフト”であることを認めました。
横浜ベイスターズ説
以前インタビューを受けた際に、好きな球団は「横浜DeNAベイスターズ」と答えていましたので、もしかすると本人的には横浜DeNAベイスターズに行きたいのかもしれませんね。
まとめ:奥川恭伸の読み方は?星稜高校のドラフト1位候補に大注目!
今回は奥川恭伸選手の名前の読み方、奥川恭伸選手の特徴、ドラフトでの意中の球団を紹介してきました。
個人的には無事にプロ野球選手となり、プロ野球の世界で同じ侍ジャパンU-18メンバーとの切磋琢磨や、試合が楽しみでワクワクしています。
見てるこっちも爽やかな気持ちになるような、素敵な笑顔でマウンドでの投球を見せる奥川恭伸選手ですが、150km超のストレートと、キレのある変化球で、チーム一丸となって、今後の試合でも活躍してほしいと思います。
第91回選抜高校野球大会に今後も注目したいと思います。
今回の記事が少しでも参考になりましたらシェアしていただけると嬉しいです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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