M1グランプリでの過去の低評価

2001年第一回 「チュートリアル」

「昔話」というネタを披露しました。一般審査員の得点を含めると10組中8位ですが、特別審査員の得点では最下位であり、特別審査員の合計歴代最低得点を記録。松本人志さんからは大会史上での個人最低得点「50点」を付けられてしまいました(M-1には50点未満の点数は付けてはいけないという暗黙の了解があるため、50点を付けられるということは、事実上「0点」を意味する)という結果でした。

その後2005年、2006年と連続して出場し2005年の優勝とその後の活躍は皆様ご存知の通りです。

2001年第一回「おぎやはぎ」

第1回大会で関東組では唯一決勝進出したが、「歌手になりたい」という新ネタを矢作曰く「魔が差して」本番で披露したそうです。1000点満点のところ全10組中で9位DonDokoDonの614点に次ぎ540点で最下位であった。バラエティ番組などで共演した芸人に、時々第1回大会の事をネタにされるが、本人たちも「ビリでした」「大阪の票は100票中9票ですよ」「忘れがちだけど実は大阪以外の地方(札幌・福岡)もかなり低かった」「俺らのおかげでルールが変わった」と自虐ネタにしている。
この辺のM1では審査員のコメントがなく、現在よりもさらにシビアな雰囲気の印象があります。

2002年第二回 「スピードワゴン」

審査員として登壇していた故立川談志さんがスピードワゴンに対して50点という点数を付けたのです。司会の西川きよしにコメントを求められた談志は「良くて60点。下ネタ嫌いなんです」と辛口コメントを残した。

 

 

2002年第二回 「テツandトモ」

審査員として登壇していた故立川談志さんが「お前らここへ出てくる奴じゃない、もういいよ」とコメント。だが、続けて「俺、褒めてんだぜ。わかってるよな?」と付け加えました。そのスタイルが漫才ではないのでは?とも取れますしすでに人気があり、露出も多かったことに対してのコメントなのか詳細は不明ですね。



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もはや怒られ枠はM1グランプリの名物?

公開処刑がかわいそうという意見もありますが芸人さんからするとかなり美味しいことではないかと思います。M1グランプリで優勝しても必ず売れるとは限りません。2016年優勝の銀シャリとカミナリはどちらが売れているでしょうか。2017年に優勝したとろサーモンよりミキやゆにばーすのはらちゃんの方がテレビで露出していますね。

M1審査員の方から辛口コメントをもらうことで視聴者の印象に残り、次の仕事に繋がっていくコンビも非常に多いですね。

最近で言えばマヂカルラブリーは昨年、最下位に終わりながら「上沼のおかげで爪痕を残した」と評価され、カミナリにいたっては、一昨年の決勝進出以来、大ブレークし、いまでは超売れっ子となっていますね。
M1低評価を受けたコンビたちは、その後ブレークを果たす芸人も多く一つのM1グランプリの名物と言えるのではないでしょうか。

トムブラウンとは

 

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プロフィール

布川 ひろき(ぬのかわ ひろき 1984年1月28日(34歳) – )ツッコミ担当
  • 本名:布川 大起(ぬのかわ ひろき)
  • 身長:176cm、血液型A型
  • 肩までかかる長髪が特徴(2018年頃から伸ばし始めた。それ以前は普通の髪型だった)
  • 北海道札幌市出身。北海道札幌東陵高等学校卒業。
  • 趣味:ギザ十円玉集め、aikoについて調べること
  • 特技:足でのツッコミ、九九で間違った答えを言う
  • 資格:講道館柔道初段、落語協会落語通検定3級、プロ野球エキスパート検定5級、日本将棋連盟認定5級
  • 既婚者。札幌時代からの付き合いである女性と2016年に結婚した。

 

みちお(1984年12月29日(33歳) – )ボケ担当、立ち位置は向かって右
  • 本名:道音 雄太(みちおと ゆうた)
  • 身長:170cm、血液型O型
  • スキンヘッドと老け顔が特徴。ペンギンの描かれたNAVALのセーターを舞台衣装としている。
  • 北海道札幌市出身。北海道札幌東陵高等学校卒業、専門学校札幌スクールオブビジネス卒業[2]。
  • 趣味:ロボットアニメ鑑賞、映画鑑賞(特にホラー映画[3]、クエンティン・タランティーノ監督映画)、歴史学、ゲーム
  • 特技:スノーボード、相撲、柔道、怪力を活かした素手の芸(果物を潰してミックスジュースを作る、雑誌をそのまま破く など)、Y字バランス、股割り
  • 背筋力は300kgあるという
  • 資格:講道館柔道初段、全日本スキー連盟スノーボード検定1級
  • 最初はプロスノーボーダーになりたく、高校卒業前に布川にお笑いに誘われるが、これを断ってプロスノーボーダーになるために専門学校に進学。しかし周りとの余りのレベルの差を痛感し、インストラクターの資格は取れたものの選手にはなれず、あきらめている

 

コンビ名の由来

「トム・ブラウン」というコンビ名は、漫画『ペナントレース やまだたいちの奇蹟』という漫画が由来となっています。『やまだたいちの奇蹟』は、週刊少年ジャンプで1991年から1994年まで連載されていた野球漫画。この作品の主人公である山田太一が所属するアストロズの助っ人外国人選手の名前が「トム・ブラウン」です。トム・ブラウンは本名はトマス・ブラウンで、恵まれない体格にも関わらず努力で野球選手になった男。外角低め打ちが売りの外野手。

 

芸風

ネタは主に漫才を行います。アクションを大きくし、みちおが好きなホラー的ネタ、一発ギャグを繰り出すと言ったことが多く見られます

 

ネタには、一休さん数人と別の誰かが合体する設定(または有名人同士数人が合体する)のコント「一休さん」、「デートの練習」、「クイズ」、みちおの怪力を活かして、果物をその場で潰して果汁をボウルに入れる「ミキサー」などのネタがあります。これに布川が素っ頓狂な声を出してうろたえるような態度をとったり、「ダメ~!」と言ってみちおの頭を掴むようにツッコむという振りがあります。

 

トム・ブラウンのネタ

 

 

 

上沼枠として注目

ネット上では上沼に怒られる「上沼枠」なるフレーズが流行し、事前予想では芸風的にはトム・ブラウンが「上沼枠」の本命だとして予想されています。その理由は、いかにも上沼さんが嫌いそうな芸風であるためです。

昨年上沼恵美子さんから低評価をつけられてしまったマヂカルラブリーに83点をつけた上沼さんはコメントを振られると「ごめん、聞かないで…」とコメントをしました。またその後「一生懸命頑張ってるのは分かるけど、好みではない。ごめんね、よう決勝残ったなって思って」とも付け加えています。

素人目では要所は不明な点もありますが独特の個性という事であれば今年のトムブラウンも当てはまるため、上沼恵美子さんの怒られ枠として注目されています。

まとめ

今回はM1グランプリ2018年にて上沼恵美子さんの怒られ枠として注目されていますトムブラウンについて迫ってみました。

漫才のチャンピオンを決めるということともう一つの楽しみ方として、誰が上沼恵美子さんに怒られるかに注目しても面白いと思います。

これだけ個性の強いコンビですからこの出演をきっかけに大きくブレークする可能性もありますね。

今回の記事が少しでも参考になりましたらシェアしていただけると嬉しいです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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