福岡ソフトバンクホークス・高橋礼選手のプロフィールや経歴まとめ!

福岡ソフトバンクホークス・高橋礼選手のプロフィールや経歴まとめ!

プロフィール

実はこの高橋礼選手。僕が2018年の2月ソフトバンクホークのキャンプに子供を連れてお出かけした際に野球もわからない6歳の娘がサインが欲しいと言いだし、色紙とペンを購入しサインをもらおうと並ぶのですが他のお客さんが多く、なかなかサインがもらえずに落ち込んでいたところに、そんな様子を察してくれた高橋礼選手が娘にサインを書いてくれました。そのあまりの優しさに一瞬で大ファンにななりました。

そんな素敵な高橋礼選手のことを知っていただきたいというのもありますが、その素性を知った上で今後応援していくとさらにプロ野球も楽しく見ることができると思います。

  • 本名:高橋礼(たかはしれい)
  • 背番号:28番
  • 生年月日:1995年11月2日(22歳)
  • 出身:千葉県松戸市
  • 身長:187cm
  • 体重:80kg
  • 投打:右投げ右打ち
  • 家族:両親と姉
  • 趣味:音楽鑑賞
  • 好きな言葉:来世邂逅
  • ドラフト:2017年 ドラフト2位
  • ポジション:投手
  • 初出場:2018年4月22日
  • 出身地:千葉県松戸市
経歴:松戸市立八ヶ崎第二小学校→松戸市立第三中学校→専修大学松戸高校→専修大学

高橋礼選手はなんといっても187cmという長身のアンダースローで、アンダースローという特異なピッチングフォームでありながらの高橋礼選手の球速は最速144km/h。その最速144km/hのストレートに加えカーブ、スライダー、シンカーという3種類の変化球を操る、これが高橋礼選手の球種です。

 

経歴

そんな高橋礼選手はなんと中学校の時にコーチに勧められオーバスローから、アンダースローに転向します。

高校一年生の秋にはベンチ入りし、3年春からエースとして活躍し、春の関東大会ではベスト4となります。3年夏の大会では、県大会では4試合連続の完封を決めるなど大活躍でしたが準決勝戦でサヨナラの押し出しを出してしまい甲子園出場とはなりませんでした。

その後専修大学に進学し2年時には大学日本代表に入ります。ただ3年春から調子を落としてしまい3年秋、4年春は0勝に終わります。しかし4年秋には4勝と復調しドラフトの評価が急上昇します。

僕自身が高校まで野球をやっていましたが、アンダースローの投手とは試合であったことがなくそれが180cm超の身長の選手であることを考えるとかなり打ちにくい投手であったのではないかと思います。
しかし甲子園出場できなかったことや、大学時代に調子を落としてしまった経験があったようで、いいことばかりではなく順風満帆なだけの野球人生ではなかったことが、現在の活躍につながっているような気がします。

 

高橋礼の球速は?

高校時代の頃の球速は最速128kmでしたが、大学に入り、下半身を中心にトレーニングを強化したところ、みるみると球速は上がり140kmに。そして2018年の日本シリーズでは146kmを記録しました。

最近のアンダースローの投手の球速を見てみると牧田和久(西武)が最速137km/h、渡辺俊介(元ロッテ)最速132km/h、というのをみると、どれほど高橋礼選手の球速が速いかがわかるかと思います。

高橋礼選手自身もストレートに特別な思いがあり、直球で押していくピッチングを心がけているようです。しかしアンダースローで身長190cm近くで、ストレートで押してくるピッチャーというのは、そんなピッチャーはこれまでもそういなかったと思いますので、バッターとしても非常に打ちづらいと思います。

またアンダースローのストレートは、上手投げのストレートの球筋とは全く異なり、低い位置から浮き上がるような軌道になるので、軌道を予測しにくいという点も球速と合わせて、高橋礼選手の長所でもあります。

 

高橋礼選手の2018シーズン成績は?クライマックスシリーズ、日本シリーズの成績は?

2018年のシーズン成績は開幕は2軍で迎えましたがその後すぐに4月10日に2018年ソフトバンクホークスの入団新人選手としては最速の一軍昇格となります。その後12試合、投球回数は30回に登板し、1敗、15奪三振、自責点10、防御率3,00です。

クライマックスシリーズファイナルステージでは10月18日の第二戦で3回から登板すると浅村を三振、その次の回では西武の強力打線に対し4者連続三振と圧巻の内容でした。その後第五戦では初回の秋山をショートフライに打ち取ると、3者凡退、その後も無安打に抑えました。その後ベースカバーに間に合わなかったことからプロ初勝利まで後一人のところで降板となりましたが工藤監督は「持ってるものを試合で全部出してくれた。何とか一回りと思っていたけど、それ以上」と称えました。

2018年日本シリーズ対広島戦では第一戦で延長12回に6番手として登板、ルーキーとしては2014年以来のホールドを記録し、第3戦、第5戦でも登板、好投しホールドを記録しています。中継ぎとして日本一に第貢献した2018年日本シリーズでした。

日本シリーズ第1戦の後のコメントで「日本シリーズだからという緊張はなく、いつもと同じように投げられた」というコメントからもわかるように高橋礼選手はハートの強さが大きな武器でだからこそ大舞台で活躍できる選手なのかなあと思います。

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高橋礼のフォーム

高橋礼のフォーム

日本でも希少性の高い長身から繰り出されるアンダースロー。

中学生の頃に初めてアンダースローに挑戦し、徐々に腕の位置が下がっていって、今の高さには高校3年生の時なったとのこと。意外なことにも高校時代に現在のアンダースローの高橋礼選手のフォームの原型が完成していたようです。

また大学時代には西武の牧田和久選手の、胸がこすれそうな投球フォームをお手本にしていたそうです。

現在開催中の日米野球で登板した際には、米ファンの視線を釘付けにして「ビューティフル」「綺麗だ」などのコメントが相次ぎ反響を呼んでいます。

下のスローモーション動画で見ると分かりますが、左手が地面すれすれの地点を通り、その後を追うように右手が追いかけるように低い地点からボールをリリースしています。体全体が柔らかいのはもちろんですが、両腕の関節が非常に柔らかいのが分かりますね。

 

 

日米野球 侍ジャパン(日本対MLB選抜)で大活躍

松井秀喜さんがMLB選抜チームのコーチとして選ばれ何かと話題の日米野球ですが、実は高橋礼選手は
すでに侍ジャパンに選出されていたDeNA東克樹投手が左肘の炎症のため出場を辞退したことからその代替え選手として選出されました。この選出は直近の活躍すると順当といった感じでしょう。また特異なアンダースローというのもポイントだったであろうと思います。

第1戦は柳田選手のサヨナラホームランで劇的に勝利しましたが、高橋礼選手は2点ビハインドの7回から登板すると、アクーニャJr選手、ソト選手をいずれも三振。8回も緩急を駆使してロサリオ選手を三振に仕留めるなど2回をむしってに抑えました。稲葉監督には「初めてのジャパンのユニホームを着て緊張するなか、非常に堂々と投げていた。しっかりバッターのインコースも投げきれ、バッターも苦戦していた。素晴らしい投球をしてくれた」と絶賛されました。

またソト選手は「シンカーに切れがあった。過去に2、3人、アンダースローを見たが、違う印象を受けた」と感嘆していた。

アンダースローという特異なピッチングフォームと最速144km/hと組み合わされる緩急そして強いハートはMLB選抜チームにも見事に通用する結果となりました。

まとめ

2019年ペナント戦も注目選手

 

「驚きましたが、とても嬉しく光栄に思っています。対戦する打者が、アンダースローからの浮き上がる球を見てどう反応するか、自分が自信を持っているストレートがどれだけ通用するか、すごく楽しみです。貴重な機会なので、いろんなことを学んで今後の糧にしたいと思います」(日米野球選抜に選ばれた際)
「日本シリーズだからという緊張はなく、いつもと同じように投げられた」(日本シリーズ)

「僕は大舞台とは思っていないので。緊張もせずに投げられました」(クライマックスシリーズ )

コメントからもわかる通り、この強心臓ぶりと希少価値の高い長身のアンダースロー、緩急で2019年以降も注目のピッチャーですね。

有名なアンダースローの投手の球速を上げると、
牧田和久(西武) 最速137km/h、平均球速約128km/h
渡辺俊介(元ロッテ)最速132km/h、平均球速約120km/h
ということなのでまだ若くて現在最速144km/hの高橋礼選手は今後の成長にも注目したいです。

また僕も高校まで野球はしていましたが、小心者なのでビクビクしていたので大舞台に強い方というのはとても羨ましくおもいます。明日以降の日米野球での登板も目が離せませんね。

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