ソニーがAPS-Cミラーレス一眼カメラ「α6300」と「α6500」に新しいレンズキットを追加して
「ILCE-6300M」「ILCE-6500M」を2018年4月20日に発売することを発表しました。
キットとして発売するズームレンズは焦点距離が35mm換算27-202mm相当の高倍率のズームレンズ
E18-135mm F3.5-5.6 OSSで広角27mm相当から202mm相当までをカバーする
使い勝手の良さそうな万能なレンズです。
425点の像面位相差AFや最高11コマ/秒の連射速度、連射可能な瞳AFを利用することができます。
2018年2月2日に発売され軽量コンパクトでα6300、α6500とも相性のいいレンズとの
このタイミングでのキットでの販売で再度、販売促進というということでしょうか。
ソニーミラーレス一眼 α6300とα6500の概要
α6300の主なスペック
425点像面位相差AFセンサー
425点の像面位相差AFセンサーと169点のコントラストAFを画面のほぼ全域で配置。
高密度なセンサー配置により、ピント合わせの難しい小さな被写体もしっかり捉え
イメージした構図で撮影することが可能です。
動く被写体も画面いっぱいに捉え続けることが可能になっています。
全面をカバーするAFセンサーは構図を決めて撮影するというよりは
被写体に集中して撮影するスタイルの際に重宝します。
最高約11コマ/秒の連射性能
動体予測アルゴリズムを進化させた「高密度AF追従テクノロジー」を採用することで
より正確に被写体を捕捉し、複雑な動体に対してもこれまで以上に安定した追随が可能になりました。
動き続ける子供を被写体とした際にしっかりと追随してくれるので撮影が楽になります。
また画像処理エンジン「BIONZ X」の高速処理によりAF、AE追随最高11コマ/秒の高速連射が
実現しました。
連射中もほぼタイムラグなしでファインダーへ映像を表示しながら最高8コマ/秒での
高速連射が可能です。
運動会などのイベント時に大事なシーンを取り逃がすことなくおさめることができますね。
暗いシーンにも強い新開発のAPS-Cセンサー
銅配線の採用と回路プロセスの微細化により集光効率を飛躍的に高め
画素単位のS/N比を改善。高感度時のノイズを改善しました。
新開発されたAPS-Cサイズのセンサー性能を生かし常用ISO感度100-25600、拡張で
ISO51200を実現しました。
フルサイズのミラーレス一眼α7Ⅲ、α7RⅢにはかなわないと思いますが
室内でも撮影できるノイズ耐性を実現していると思います。
4K動画対応
GH5などのマイクロフォーサーズよりも大きいAPS-Cセンサーで
高解像度な4K(3840×2160)動画撮影に対応、6K相当の豊富な情報量凝縮して4K映像を出力することで
解像力の高い4K画質を実現します。
また幅広いダイナミックレンジでの撮影が可能なS-Log3設定時には14ストップという
再現域を確保しています。ソフトウェアアップデートにより動画撮影時の熱問題も改善し
ますます動画撮影もしっかり行えるようになりました。
DxOMarkのセンサースコア
α6500 | α6300 | α6000 | |
総合スコア | 85 | 85 | 82 |
ポートレート | 24.5ビット | 24.4ビット | 24.1ビット |
ダイナミックレンジ | 13.7 Evs | 13.7 Evs | 13.1 Evs |
ローライトISO | 1405 ISO | 1437 ISO | 1347 ISO |
レンズキットのSEL18135はどんなレンズ?
SEL18135はどんなレンズ?
使用頻度の特に高い広角27mmから望遠200mm相当をカバーし
旅行での風景撮影から、ポートレートなど多くの場面で活躍する高倍率ズームです。
レンズ自体も小型で軽量なためボディもコンパクトなα6300、α6500と合わせることで
フットワークの軽い撮影が可能です。また携帯性もあることから撮影機会を増やすこともできます。
光学式手ブレ補正も内蔵しているのでボディ内手振れ補正を搭載していないα6300でも
レンズ内手振れ補正にて手持ち撮影をサポートしてくれます。
最短撮影距離が0.45mmとなっていますので、花や犬などの近接撮影を行うこともできます。
α6300とα6500に高倍率ズームキットの価格は?
α6500 高倍率ズームレンズキット「ILCE-6500M」
発売日
2018年4月20日(金)
予約開始
2018年4月10日(火) 10:00より開始
市場推定価格
180.000円前後
α6300 高倍率ズームレンズキット「ILCE-6300M」
発売日
2018年4月20日(金)
予約開始
2018年4月10日(火) 10:00より開始
市場推定価格
130.000円前後
どういう人にオススメ?
僕も使用しているα6300とα6300からボディ内手振れ補正を中心に大きく進化したα6500は
優れた性能を持つ反面、これまでEマウントAPS-Cのズームレンズが少なく
ファミリーにオススメするのは難しいところがありましたが
今回の高倍率ズームレンズキットが発売されることにより
広角から望遠まで広くカバーするとても旅行から運動会までこなす
万能なレンズがキットレンズとして付いてくるので
コンパクトで、描写能力も高いためファミリーユーザーに
非常にオススメできるセットになっていると思います。
まとめ
今回α6300とα6500に新しいズームレンズキットが発売されたことにより
α6700の発売がいつなのかが非常に気になってきますが
α6500のレンズキットの価格が推定180.000円前後とのことですので
α7Ⅲのボディに手が届きそうな価格で悩みどころですね。
個人的にはライトユーザーの多い量販店で売れそうな気がします。
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