出典:OLYMPUS
2018年2月7日にオリンパスより正式に発表されたPENシリーズ「PEN E-PL9」の発売日が
3月9日になることが発表されました。
また発売されるのは「OLYMPUS PEN E-PL9」(ボディーのみ)と
「OLYMPUS PEN E-PL9 14 42mm EZ レンズキット」
(ボディーおよび「M.ZUIKO DIGITAL ED 14 42mm F3.5 5.6 EZ」のセット)が発売となります。
オリンパス PENシリーズとは?
当初発売された際はハーフカメラとして発売されその後派生モデルが発売。
そしてシリーズ化されて1986年まで長く大衆カメラ需要を大いに支えました。
2009年にはPENシリーズとしてフィルム版のコンセプトを継承し
デジタルカメラにおいてPENシリーズを発売しています。
オリンパスPENシリーズのカメラは何と言っても優れた撮影性能はもとより
60年以上前の機種のボディデザインを見ても
古さを感じさせない印象的なデザインが秀逸だと思います。
今回発売されたE-PL9のペンライトシリーズはPENを軸にエントリー向けに
印象的なデザインやその撮影性能が評価され機能が簡略化し、小型化と低価格化を実現したモデルで
デジタル一眼カメラ販売ランキングで3週連続1位になったこともある人気のシリーズです。
多彩な表現を手軽に楽しめる
アートフィルターやアドバンスモードといった機能を搭載するE-PL9では
PCなどを使わずとも手軽に多彩な表現を楽しむことができます。
タッチパネルを使用し、スマホのような操作感でフィルターを選ぶだけで
印象的な写真を作り出すことができます。
アドバンスフォトモードでは、多重露光、HDR撮影も簡単な操作で実現することができます。
E-PL9では下開きの液晶モニターを採用しているので
自撮りを行う際のシャッターの時もシャッターを押す手が画面に入りません。
シェアする楽しみをより簡単に
新機能の「シェア予約」を使うことでカメラを使用していないタイミングで
カメラが自動的にスマートフォンに転送してくれるので
これまでとは違い、撮影後に選択して送信する操作が必要ありません。
こだわりのデザイン
出典:OLYMPUS
60年以上続くPENシリーズのDNAを組むとても印象的なデザインです。
シンプルでありながらトラデッショナルな雰囲気を醸し出しながらも
ボディー全体に革素材を配置し、上質感を高めています。
基本機能スペックも充実
出典:OLYMPUS
手振れ補正3.5段のボディー内手振れ補正とOM-D E-M1と同じ画像処理エンジンが相まって
基本的な撮影性能を高めています。
素早くピントを合わせ、広い箇所をカバーするために121点の測距ポイントを搭載しています。
顔や瞳にピントを合わせる顔優先AF、瞳優先AFにも対応しています。
まとめ
スペック自体は順当に向上していますが
デザイン、機能、撮影性能が前機種のE-PL8から大きい変化はないので
E-PL8を持っている方が慌てて買い換える必要はないのかなあと思います。
同時に始まったキャンペーンを使えばE-PL8とE-PL9の金額差が1万円ほどになるので
向上したスペックや、デザインに魅力を感じた場合は買いだと思います。
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