NEX-3シリーズ

 

α NEX-3

2010年6月3日に発売される。撮像素子はAPS-C

1420万画素の「Exmor CMOSセンサー」を搭載しISO200-12800に対応。

液晶モニターはカメラ背面に対して上:約80度 下:約45度 のチルト液晶でした。

少し驚いたのはバッテリーがNP-FW50ですので

現在販売されているα6500、α7RⅡと同じものだったようです。

1280×720 30pのハイビジョン動画を撮影することができたようです。

NEX-3D

 

(image:sony.jp)

 


(カメラのキタムラ)

α NEX-C3

2011年6月24日に発売。撮像素子はAPS-C

1620万画素の「Exmor CMOSセンサー」を搭載しISO200-12800に対応。

発売時点でAPS-Cサイズのセンサーを搭載したレンズ交換式カメラにおいて世界最小、最軽量を達成

本体重量は225gだった。

α NEX-F3

2012年6月15日に発売。撮像素子はAPS-C。

NEXシリーズで初めて1920×1080/60i,24pのフルハイビジョン動画の撮影に対応し

さらにISO200-16000に対応。液晶モニターは上方向に180度回転するため

自撮りが簡単に行えるようになった。

NEX-F3Y_W

 

α NEX-3N

2013年3月8日に発売。本体にズームレバーを搭載。

人物認識が2人まで可能になる、オート追尾フレーミングの搭載など、ソフト面も強化された。

チルト液晶は下へのチルトができないようになった。

NEX-3NL_P

 

NEX-5シリーズ

α NEX-5

2010年6月10日に発売。1420万画素「Exmor」CMOSセンサー

「BIONZ」画像処理エンジンを搭載しISOは200-12800に対応。

1920×1080 60iのフルハイビジョン動画撮影が可能。

 

α NEX-5N

2011年9月9日発売。1610万画素「Exmor」CMOSセンサー、「BIONZ」画像処理エンジン

またタッチパネルを採用した。ISOはNEXシリーズ初の100-25600まで対応した。

NEX-5N

(image:sony.jp)

α NEX-5R

2012年11月16日発売。面位相差AFとコントラストAFを組み合わせた

ファストハイブリッドAFを初めて搭載しAFの精度とスピードが強化された。

コントロールダイヤルにより設定の変更も行いやすくなった。

 

 

液晶も180度チルトが可能であったため、youtuberにとても人気のあった機種だった。

 

 

NEX-5RL_S
(image:sony.jp)

α NEX-5T

2013年9月13日。NEX-5Rのマイナーチェンジモデル。

αシリーズでは初めてNFCに対応した。

 

NEX-7、NEX-6シリーズ

α NEX-7

2012年1月27日発売開始。2430万画素「Exmor」CMOSセンサー

「BIONZ」画像処理エンジン、有機EL電子ビューファインダーを搭載。ISOは100-16000に対応。

1920×1080/60i・60p・24pのフルハイビジョン動画撮影にも対応。

外観が現在のα6000シリーズに非常に近く、マグネシウムボディであることや

AFスピードや最高約10コマ/秒の

高速連写を売りにしているのがα6000シリーズを思わせる。

NEX-7K

 

α3000シリーズ

α3000

2013年9月20日発売、日本では未発売。2040万画素のExmor APS HD CMOSセンサーを搭載し

コントラストAFに対応、ISO100-16000、連写機能は最高3,5コマ/秒だった。

これまでのNEXシリーズから1転してガッチリボディのEマウントのカメラ。

小さいボディでホールド感など足りなかった弱点を補おうとした

実験的試みだったのか、日本では未発売でした。

 

α3500

2014年3月24日発表、日本では未発売。

2010万画素のExmor APS HD CMOSセンサー、コントラストAF搭載。

ISO感度(静止画)ISO100-16000、連続撮影速度最高約3.5コマ/秒。

α3000と同様のガッチリボディのEマウントミラーレスモデル。

海外発表時はローエンド機種と位置付けられていた。

sony_a3500

α5000シリーズ

α5000

2014年2月7日発売。NEX-3Nの後継とされ2040万画素のExmor APS HD CMOSセンサー

コントラストAF搭載。ISO感度(静止画)ISO100-16000、連続撮影速度最高約3.5コマ/秒。

画像処理エンジンにBIONZ Xを搭載し、ディテールリプロダクション技術によりリアリティが向上した。

ILCE-5000L_B
(image:sony.jp)

α5100

2014年9月5日発売。NEX-5Tの後継とされ2430万画素のExmor APS HD CMOSセンサー

α6000同様の179点位相差AFと25点のコントラストAFによるファストハイブリッドAF

ISO感度(静止画)ISO100-25600、連続撮影速度最高6コマ/秒。

液晶はタッチ対応に180度チルトで自撮りに対応。

α6000シリーズ

α6000

2014年3月14日発売。NEX-6とNEX-7を統合した後継機。

2470万画素のExmor APS HD CMOSセンサー、ISO感度は静止画でISO100-25600

(動画はISO100-12800)、連続撮影速度最高約11コマ/秒。

ファストハイブリッドAFの位相差センサーの数もNEX-6の99点から179点に増加し

ほぼ全面で位相差AFが使用可能になったと同時にAF合焦速度0.06秒を誇る

ボディの薄さが際立つα5000シリーズに対してこちらはNEX-7からの一定の厚さを持つ。

ILCE-6000L_S
(image:sony.jp

 

 

α6300

2016年3月11日発売。α6000の後継かつ上位機種。

外観はほぼ継承しボディ素材にマグネシウムを採用。

新型のExmor APS HD CMOSセンサーやイメージプロセッサが搭載され、

ファストハイブリッドAFの位相差センサーの数が179点から425点に増加した。

さらにAF合焦速度も0.05秒と世界最速を更新した。

電子水準器、サイレントシャッターを搭載し動画では、4K撮影またS-logでのの撮影が可能になった。

ILCE-6300L_front
(image:sony.jp

 

 

α6500

2016年12月2日発売。α6300の後継かつ上位機種。

EマウントのAPS-Cセンサー搭載機で初めてボディ内蔵手ブレ防止機能を搭載し

5軸手ブレ補正を実現した。使用センサー及び画素数はα6300と同じだが

新しいフロントエンドLSIや大容量バッファメモリの採用で

最大307コマまでの連射が可能に。連写速度はHI+モードで11コマ/秒。

上位機種として発売されたα6300からわずか半年後の手振れ補正を搭載した上位機種の発売に

α6300ユーザー(僕)が少し動揺しました。

フルサイズEマウントシリーズ

α7R

2013年11月15日発売。ミラーレスのカメラとしては世界初のフルサイズ機。

Eマウント搭載のフルサイズ機で、同日発売のα7の上位機。

ローパスフィルタレスの3640万画素のフルサイズExmor CMOSセンサーを搭載。

ILCE-7R

 

(image:sony.jp)

 

 

 

α7

2013年11月15日発売。ミラーレスのカメラとしては世界初のフルサイズ機。

上位機のα7Rとの相違点としてセンサー画素数が2460万画素になり

ローパスフィルター有り、ファストハイブリッドAF対応と言う違いがある。

α7s

2014年6月20日発売。Eマウント搭載のフルサイズ機で、α7の派生機。

最大ISO409600(静止画・動画)の1220万画素フルサイズExmor CMOSセンサーを搭載

 

最大ビットレート50MbpsでのXAVC Sによるフルハイビジョン動画撮影が

αシリーズで初めてできるようになった。

スポンサーリンク



カメラ市場規模
44

上記はCPAの作成したデータから抜粋しました。

スマートフォンのカメラ機能の高機能化などから市場規模の縮小を懸念されていますが

上記グラフにあるように、2008年をピークに2016年にはその半分ほどの市場規模となりましたが

フィルムカメラの時代と比べると倍ほどの市場規模が残されています。

しかもその半分となった市場規模の中で著しく減少したのは

コンパクトカメラであって、レンズ交換式カメラとレンズにおいては

同等かそれに近い数字になっています。

今後さらにスマートフォンのカメラも高機能化していくでしょうから

レンズ交換式カメラいかにそれと差別化していくのかが重要になってくると思います。

 

まとめ

2010年6月3日に初めて発売されたEマウントのミラーレス一眼カメラは

NEXシリーズから始まりましたが、それはミラーレスデジタル一眼カメラの進化とともに

大きくなったり小さくなったりしながら7年の時を経て進化してきたようです。

高速連写や高速AFを売りとしたα6000シリーズ

フルサイズとなり圧倒的な表現力を持つα7シリーズ

ミラーレスデジタル一眼カメラの新しい領域を切り拓くα9シリーズ。

レンズも含めてαEマウントのこれからの進化にも期待しましょう。