以前購入し愛用しているミラーレスカメラのsonyのデジタル一眼カメラに
α6300の際に互換品の縦位置グリップを使用したところ
- バッテリーが長持ちする
- グリップ感が向上する
- 縦位置写真が撮りやすい
という3点がありとてもいい感じで撮影ができてお気に入りになったので
つい最近購入したα7RⅡにも速攻でバッテリーグリップを用意しました。
α7RⅡにバッテリーグリップが必要な3つの理由
レンズ装着の際のバランスとグリップ感
α7RⅡはコンパクトなことがうりのセンサーサイズがフルサイズのデジタル一眼カメラです。
このコンパクトさから、持ち出しやすく取り回しやすさが素晴らしいのですが
コンパクトがゆえにグリップ感の悪さがありました。
純正をはじめとするコンパクトなレンズであれば問題はないと思うのですが
Eマウントも画質を求めるとレンズは巨大化していきます。
以前購入したSEL70200Gをα7RⅡに装着した際もフロンヘビー状態となり
バランスよく撮影するためにはバッテリーグリップの必要性を感じました。
バッテリーの減りが速い
ミラーレスカメラ全般で各方面で言われているバッテリーの減りの速さは
α7RⅡでも健在です。僕の使用感でいうとバッテリー1個で3時間もたないことがあります。
その度にバッテリーを交換するのがしんどく、シャッターチャンスを逃す可能性もあることから
バッテリーグリップの必要性を感じました。
縦位置での写真が撮りにくい
子供を撮影するとき写真いっぱいに子供を収めようとした場合
縦位置での構図で撮りたいことが多くあります。
また祖父祖母などと写真を共有しようと思った場合スマホなどで閲覧するのにも
縦構図の写真は有効ですね。
そういった際に縦位置での写真を撮影しようと思った際にα7RⅡを縦に持つと
右手で巻き込むように持ちながらシャッターを切る形となります。
またシャッタースピードやF値の変更などの設定の変更もそのような形ではしづらい面があることから
バッテリーグリップの必要性を感じました。
α7RⅡで使用可能なバッテリーグリップを探す
α6300とは違いα7RⅡでは純正のバッテリーグリップが用意してあります。
しかし純正のグリップがなかなか効果でお値段がほぼ30,000円(2017年12月現在)。
もう少し安価でないものかとネットで探していくと
サードパーティー製のものがいくつか見つかりました。
サードパーティー製の縦位置グリップが用意してあり
純正の縦位置グリップが30,000円ちょっとなのに比べ
サードパーティー製は約6,000円からと非常にリーズナブル。
写真から見るにどれもあまり変わりなさそうなことと
レビューを参考にしロワジャパン 6.590円の物を購入しました。
VG-C2EM互換 縦位置グリップのついたα7R2
組み立て方
説明書が中国語?なのではじめ戸惑いましたが
なんとなく雰囲気だけで組み立てていきました。
α6300の場合ダミーのバッテリーがグリップから外れ、差し込む形で接続できましたが
α7RⅡの場合はダミーのバッテリーがグリップに固定してあります。
α7RⅡ本体のバッテリー挿入口のフタをスイッチを押して外し
上の写真にあるようにダミーバッテリーに差し込みます。
バッテリーの装着
グリップのここがバッテリーの挿入口です。
左部にスイッチがありますのでそのスイッチを押すと
中からスルッとで出てきます。
このようにバッテリーを2個向きあわせて装着します。
グリップ側に、ダイヤルがありますのでそこをまわしてしっかり固定されたら完成です。
VG-C2EM互換縦位置グリップの仕様
バッテリーグリップの右肩部です。
シャッター周りにはグリップのON/OFFダイヤル、C3ボタン、AF/MFボタンが配置されています。
シャッターボタンのある上部にはC1ボタン、C2ボタンがあり
設定を速やかに変えることができるよう前ダイヤル、後ろダイヤルも配置されています。
この辺は純正とほぼ同じシャッター周りとなっています。
α6300の場合はありませんでしたがα7RⅡでは本体の液晶モニター上で
バッテリー2本の電池容量を常時表示してくれています。
SDカードスロットが横部に配置されています。
これによりSDカードを差し入れするたびにバッテリーグリップを外さなくて良いため非常に便利です。
α6300の際にはあった、コードの飛び出しもこちらにはありません。
シャッターボタンはやや小さく、押し心地も物足りないと感じる方もいるかもしれません。
VG-C2EM互換バッテリーグリップを買ってよかったポイント
グリップ感の向上
バッテリーグリップを購入しようと思った目的の一つ。
適度に大きさもつき、グリップに施されたゴム加工によりグリップ感は見事に向上しました。
横位置での撮影時にも、小指がかかりますので手ぶれもおきにくくなったと思います。
長めの望遠レンズSEL70200Gを使用した際にも安定し撮影しやすくなりました。
縦シャッターが切りやすい
縦位置用のシャッターが加わり、縦位置のシャッターが非常に切りやすくなりました。
またグリップ感の向上と合わせ手ぶれがおきにくくなったように感じます。
バッテリーを交換しなくていい
撮影に集中している最中、バッテリー切れにより
バッテリー交換をしなくてはならず、シャッターチャンスを逃すことが少なくなると思います。
シャッター周りのボタン配置が充実
前ダイヤル、後ダイヤル、C1〜C3ボタン、AF/MFボタンなど
純正バッテリーグリップに準じた作りで、カスタマイズ性もバッチリです。
VG-C2EM互換バッテリーグリップを買ってよくなかったポイント
ややチープ感はあり
純正バッテリーグリップに比べ本体がプラスチッキーな材質なのは否めず
ややチープ感があることは否めません。
しかし価格が3分の1以下であることを考えると十分納得できます。
まとめ
純正のバッテリーグリップは高価ですので
安価なロワジャパンのバッテリーグリップ互換品を購入してみましたが
α6300のものとは違いシャッター周りのボタンが充実しているので設定の変更もスムーズで
とても完成度が高く、満足度は非常に高いです。
自己責任になりますが手頃でコストパフォーマンスの高いバッテリーグリップ。
縦位置での写真の多い方は検討してみてはいかがでしょうか?
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