Amazonが提供する「Amazonプライム」ってすごい便利ですよね。
追加料金なしで映画、TVが見放題の「プライムビデオ」。
お急ぎ便、お急ぎ日時指定が無料で使える「プライムデリバリー」。
100万曲以上が聞き放題の「プライムミュージック」。
その中でもAmazonのAmazonプライムで提供されるサービスの一つ
「Amazon プライム・フォト」が超絶便利なことに
今頃気がついたので一眼カメラユーザーの僕が
いろんなクラウドストレージサービスを使ってきて感じたことを
類似サービスと比較しながらまとめていきたいと思います。
Amazon プライムフォトとは?
Amazonプライム・フォトとはAmazonがcloud storage(クラウドストレージ)を用いて
プライム会員向けに提供する無圧縮、容量無制限の
フォトストレージ(写真保存)サービスです。従来は5GBまで無料だったプライフォトが
2016年10月よりプライム会員には無圧縮、容量無制限で無料開放しております。
対象となるのは、写真のみでその他の動画、ファイルなどはプライムフォトの対象とはなりません。
またプライムフォトはAmazonのアカウントにログインするだけで
どの端末からもファイルにアクセスできスマートフォンアプリも用意されており
ダウンロードすることでスマホの写真もアップロードすることが可能です。
対応ファイル
JPEG、BMP、PNG、GIF、RAW
どこからでもアクセスできる
スマートフォン、タブレット、パソコンからアップロードしたすべての写真を
楽しんだり手軽に共有することができます。
解像度、品質を落とさない
Googleフォトなどの他のクラウドストレージサービスとは違い
プライムフォトは解像度、品質を自動で調整することなく
アップロードしたデータそのままの状態で保存することができます。
スマートフォンの容量を確保
スマートフォンの写真を無制限にアップロードできるため
スマートフォンの空き容量を確保することができます。
専用アプリを使用することですべてのデバイスで利用可能
アプリを使用することで複数のデバイス間で写真を表示することができます。
ウェブ上からアクセスすることもできますので使い方がさらに広がります。
プライムフォトのいいところ
無圧縮、容量無制限
これはなんといっても「無圧縮、容量無制限」ではないでしょうか。
写真のストレージサービスとしてはGoogleドライブ(フォト)があり僕もそちらを使用しておりましたが
Googleドライブでは高画質画像の写真や、RAW画像は
圧縮してJPEGにしてしまうという制限がありました。
スマホで写真を楽しむユーザーには問題ないと思いますが
レンズ交換式一眼カメラのユーザーにとっては難しいところがありました。
一眼カメラユーザーとしては他のほとんどのクラウドサービスでサポートしていない
RAWファイルを扱うことができることと容量を気にすることなく
アップロードしていけるところがプライムフォトのいいところです。
コストパフォーマンス高め
プライムフォトは年会費3,900円のAmazonプライム会員が使用できるサービスです。
一見年会費3,900円ということで敷居が高く感じますが
Amazonプライムではプライムビデオ、プライムミュージックなどのサービスも併用でき
一眼カメラを趣味としているので容量の多い画像データを扱っていることと
すべてのサービスを使用する僕にとっては、とてもコストパフォーマンスが高く感じます。
スポンサーリンク
プライムフォトの良くないところ
有料サービス
プライムフォトの弱点はこのサービスはAmazonプライム会員向けのサービスですから
会員(年会費3,900円)ではないとサービスを受けることはできません。
グーグルフォトなどは圧縮モードであれば完全無料で使用できますので
そこと比較しますとプライムビデオや、プライムミュージックなどの
サービスに魅力を感じられない方にとっては使いにくいクラウドサービスかもしれません。
検索機能が物足りない
Googleフォトにある写真に何が写っているかを解析した画像検索機能はありません。
また写真の分類機能も乏しく、物足りなく感じるポイントです。
類似サービスとの比較
Googleフォト
GoogleフォトとはGoogleの提供するフォトストレージサービスです。
最大解像度16MPの写真や1080pHDの動画をいくつでも無料でバックアップできます。
(それ以上のものはこっちで圧縮するよ)
そのバックアップしたファイルはアプリを使ってスマートフォン、タブレット、パソコンから
アクセスすることができます。
写真に写っているものを解析して撮影したもので検索する、ビジュアル検索を使うことができます。
写真の数が増えてくるとこれが結構便利です。
タップするだけで写真を簡単に編集することができさらに写真から自動生成される
ムービー、コラージュ、GIF、パノラマ写真を楽しむことができます。
別途Chromecastを使用することで
写真や動画をテレビに映してみんなで楽しむことができます。
iCloudフォトライブラリ
iCloudフォトライブラリは、写真Appと
シームレスに連携して写真や動画をiCloudにバックアップするサービスです。
iCloudフォトライブラリは撮影したすべての写真や動画を
自動保存するのでどのデバイスからも好きな時にアクセスできます。
写真とビデオは「モーメント」「コレクション」「年別」に整理して表示されます。
iOS8.3以降を搭載したiOS機器OS X10.10.3以降を搭載したMAC
tvOS 9.2以降を搭載したApple TVまたは
Apple IDでiCloudにサインインしたWindowsパソコンなどから使用することができます。
5GBまでは無料ストレージが使用できます。
それ以降は有料でのアップグレードが必要です。
50GBが130円/月(1,560円/年)
200GBが400円/月(4,800円/年)
1TBが1,300円/月(15,600円/年)
2TBが2,500円/月(30,000円/年)
対応ファイル
JPEG、BMP、PNG、GIF、RAW、TIFF、MP4
スローモション、タイムラプスなど
まとめ
僕の場合はすでにプライム会員で
スマホでの写真撮影はほとんどなくミラーレスカメラでの撮影がほとんどで
その画像を無圧縮の状態で無制限に保存したいのでAmazon プライム・フォトを使用中です。
【公式】Amazon プライムに登録して高画質写真を無制限にバックアップする
逆に
・それなりに高画質であればそれ以上にはこだわらない方
・写真が探しやすく手軽なものがいい
・手軽に編集したい
・Chromecastでみんなで楽しみたい
という方は「Googleフォト」の方が良いかもしれません。
また
・PC、タブレット、スマートフォンでアップル端末を使用中
・シームレスに連携して写真、動画をバックアップしたい
・iPhoneで撮った特別なフォーマット(スローモーション、タイムラプス)も
バックアップしたい
・手軽に編集したい
という「iCloudフォトライブラリ」の方が良いかもしれません。
いずれかは、容量に制限がかかる改悪が待っているような気がしますが
それまではガンガン使用させてもらおと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!
関連記事
コメント