2019年1月1日に新年の風物詩、ニューイヤー駅伝2019が開催されます。
この大会では市田兄弟、村山兄弟を擁し過去最多優勝23回を誇る旭化成、1億円男の設楽悠太を擁し悲願の初優勝を狙うHonda、東日本予選 1位通過10年ぶりの日本一を目指す富士通など、熾烈な優勝争いが予想されます。その中でもトヨタ自動車の福岡国際マラソン王者の服部勇馬に個人的に注目しています。
早くから才に恵まれていると評されつつ、マラソンでは毎回35キロ以降に急失速してくことが多かったがその中で絶対的な練習量の少なさというポイントを上げ、夏には日本陸連の米ボルダー合宿に参加するなど練習の改善を行った。その結2時間7分27秒という好タイムで、なおかつ日本勢の優勝は2004年の尾方剛以来14年ぶりという快挙を成し遂げました。
今回はそんな男子マラソン選手の服部勇馬(はっとりゆうま)さんを調査、兄弟、愛用のシューズ、実家などについてを紹介したいと思います。
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服部勇馬さんのプロフィールや経歴まとめ
プロフィール
- 名前:服部勇馬(はっとりゆうま)
- 競技:陸上競技、マラソン
- 国籍:日本
- 所属:トヨタ自動車
- 生年月日:1993年11月13日(25歳)※執筆時点
- 出生地:新潟県十日市市
- 身長:176 cm
- 体重:61kg
- 大学:東洋大学経済学部経済学科卒
服部勇馬選手は練習に真面目に取り組む努力家で「主将のような引っ張る役割は苦手な分野」だと本人がコメントしています。2015年1月に開催された「第91回箱根駅伝」で、駒大の村山謙太選手を抜き去った時も周りを気にすることなく集中していた様子だったので、集中力がとても優れている選手です。
集中している時には話し相手から「話聞いてなかったでしょ」と言われてしまうそうです。遊びに出掛けた時も「何時にここを出て、帰って走れるのは何分くらい・・・」と考えてしまうという服部勇馬さんですが、普段の生活をしている時にも陸上のために考えている、ストイックなアスリートなんです。
経歴
仙台育英高校3年時に出場した2011年青森インターハイ5000mで5位入賞、日本人選手に限って見れば2位ででした。
高校卒業後は東洋大学に進学し初年度から駅伝メンバーとして活躍しました。2年時の出雲駅伝で区間記録を樹立。第90回箱根駅伝では5区にエース区間2区を担当し区間3位の好走し東洋大学の往路優勝・総合優勝に貢献しました。
2014年に開催された第58回熊日30kmロードレース学生新記録を更新し、第91回箱根駅伝では村山謙太(駒沢大学)・村山紘太(城西大学)兄弟をはじめとする各校のエースを抑え区間賞を獲得しました。
2015年7月に開催されたホクレンディスタンスチャレンジ北見大会で5000mで東洋大新記録を樹立。
2015年11月に開催された第47回全日本大学駅伝では東洋大学は初の駅伝全国一位の称号を掴む。自身にとって最後の箱根駅伝となる第92回箱根駅伝では箱根駅伝2区2年連続区間賞獲得という偉業を成し遂げました。
大学卒業後はトヨタ自動車に入社し、上半期は大会に出ることなく、出遅れたが、下半期の大会では自己ベストに近いタイムを出し続け同年11月に開催された中部実業団駅伝競走では、ルーキーながら堂々たる走りをし、チームの大会新記録優勝に大きく貢献しました。2018年12月2日に行われた福岡国際マラソンにおいて、2時間7分27秒の好記録で2004年大会の尾方剛以来、14年ぶりとなる日本人選手優勝を果たしました。
服部勇馬は4人兄弟?
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服部勇馬さんは長男:勇馬、次男:弾馬、三男:風馬、長女:葉月という3男1女の兄弟構成です。そして、兄弟の絆がすごく、兄の勇馬選手がいつも兄弟のことを考えていたのがとても印象的でした。三男の風馬さんは高校まで陸上をしていたそうですが、現在は引退して、家業を継いでいるそうです。
次男の服部弾馬さんは陸上選手として活躍していて、トラック競技での東京五輪出場を目指しているそうです。というのも服部弾馬さんは2018年の日本陸上競技選手権大会5000mで優勝しているということで日本トップクラスの選手らしいです。兄弟揃ってすごい陸上選手なんですね。さらに妹の葉月さんも陸上の短距離をしているそうなので陸上一家ですね。
次男・服部弾馬(はっとり はずま)さん
次男の服部弾馬さんは勇馬さんとは1学年離れていて父、兄ともに「弾馬は天才肌」だと認めています。
自由奔放で物怖じしない性格をしているそうですが、取材に対しては最初「何を話しているか分からなかった」というくらい緊張しいとのことです。仙台育英高校から2012年に愛知県豊川高校に転校したのは東日本大震災の影響があってのこと。同年、豊川高校で「全国高校駅伝」初出場を果たしています。
三男・服部風馬(はっとり ふうま)さん
勇馬選手とは4歳、弾馬選手とは3歳離れているということで1997年生まれの風馬さんは2015年6月7日に行われた「日体大長距離競技会」では5000m「16分00秒62」で37位という記録でした。兄の勇馬さん、弾馬さんはともに13分台の記録を持っているので、お兄さんにはまだ届かない感じですね。
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実家は会社経営?
服部勇馬さんの実家は新潟県十日市町市で(有)服部総業という会社を経営しているそうです。服部勇馬さんの祖父の代から続いており、服部勇馬の父親である服部好位(はっとりよしのり)さんが社長を務めています。
会社の業種は建設業ということでとび・土工工事業などを請け負っているそうです。勇馬くんはもともと大学卒業後は家業である服部総業を継ぐ予定でしたが、大学2年生の時東京五輪が決まりマラソンでメダルが欲しいと思ったことで、長男としての責任と走りたいという気持ちとの間で葛藤してたということです。
結果として三男の風馬さんが会社を継ぐことになるのですがその理由というのが、「兄達に陸上に専念してもらいたいから」なんです。
このことからも服部勇馬さん兄弟の強い思いやりの気持ちが見て取れますね。
服部勇馬のマラソンシューズは?
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次のステージへ。 このシューズと共に自分も進化していきたい。 #nike #zoomvaporfly #厚さは速さだ #marathon #vaporfly4percent
服部勇馬さんが福岡国産マラソン2018で着用したシューズはNIKEのナイキズームヴェイパーフライ4%というシューズです。このシューズは設楽悠太さんや大迫 傑さんなどの実力者も愛用する人気モデルです。ただあまりの人気のため、未だ幻のシューズとなっており、オークションなどでは高値で取引されるなど、実際に足を入れたことのある方は少ないかもしれませんね。
既存のマラソンシューズは軽さを追求すると共に薄く削ぎ落されたソールがランナーの脚力を最も効率的に路面に伝えるとされてきたで一方、ズームヴェイパーフライ4%は超軽量かつ超高反発のZoomXフォームを採用した分厚いミッドソールにカーボンファイバー製のフルレングスプレートを内蔵、足が自然と前方に押し出される感覚を提供します。その恩恵は分厚いミッドソールがもたらすクッショニングに顕著で、レース後半の疲労軽減や膝の痛みの緩和などマラソン選手の負担を和らげ、結果として多くの選手が自己ベストを更新することに。ただ、一般的な踵での着地から中~前足部で着地してクイックに蹴り出す走法へランナー自身がフォームを調整しなければならないと言います。
その他マラソン選手のシューズは?
市田孝選手
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福岡国際マラソン . . . . . 笑顔が素敵なランナーです😊 がんばれ市田兄弟 #市田孝 #市田宏 #旭化成 #市田兄弟 #東京五輪への道 #がんばれ
旭化成陸上部に所属、2017年ニューイヤー駅伝では区間賞を受賞し数々の大会でその名を記録とともに残している日本トップクラスの市田孝選手は ニューバランスのシューズを履いていたことが確認できました。
今井正人選手
元祖山の神として箱根駅伝の2007年第83回大会にて区間新記録を3年連続を取るなどの活躍を見せた今井正人さんは市田孝さんと同様ニューバランスのシューズを使用していたことが確認できました。
東国原英夫さん
ビートたけしに師事し、たけし軍団の一員としてタレントデビュー。『そのまんま東』(そのまんまひがし)の芸名で活動していました。政界入りも果たし知事時代には宮崎各地で、ジョギング姿が確認されました。そんな東国原英夫さんはアシックスのシューズを愛用していたそうです。
服部勇馬は4人兄弟?愛用シューズは?実家は会社経営?福岡国際マラソン覇者を調査のまとめ
服部勇馬(はっとりゆうま)さんは今後も非常に楽しみで2019年ニューイヤー駅伝での活躍も期待されている25歳のマラソン選手です。
4人兄弟の長男で弟や妹も陸上競技を行なっているスポーツ兄弟で、愛用シューズはナイキズームヴェイパーフライを愛用しています。
実家は祖父の代から続いている(有)服部総業という会社を経営していて、現在は三男の風馬さんが「兄達に陸上に専念してもらいたいから」という理由で会社を継いでいます。
今後の飛躍も予想されますがとても過酷と言われニューイヤー駅伝では怪我には気をつけて好成績に期待したいと思います。
今回の記事が少しでも参考になりましたらシェアしていただけると嬉しいです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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