ストロボ撮影がしたくなった理由

 

子供撮りを中心に写真撮影を楽しんでいたのですが逆光での撮影を行った際に

RAW現像を経て出来上がった写真をみてげんなりすることが多かったことが

ストロボ撮影に興味を持った理由です。

以前α6300を使って撮影していた時には逆光撮影を行った際に

シャドウを上げてしのごうしていましたがRAW現像の時に持ち上げたシャドウ部分に

ノイズが乗ってきていました。

その後カメラを買い替え、センサーサイズの大きいフルサイズのα7RⅡを使用するようになると

シャドウ部分のノイズは軽減されるものの、どうしても写真に不自然な「シャドウ上げた感」が

出てきてしまいました。

その後いろいろな本や、ネット上で調べていくとストロボを使用することで

暗部の光を補うことができるということを知りました。(日中シンクロ)

またストロボを使用することで室内での写真のクオリティを上げ

野外の撮影でもより印象的な写真を撮ることができるということも知りました。

これからライティングについて勉強しながら腕を磨いていきたい

より印象的な写真を撮影したいと思ったことがストロボ撮影がしたくなった理由です。



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純正ストロボは高いのでサードパーティー製で探してみた

 

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子供撮りが中心の僕がストロボに必要だと思った機能

数多いクリップオンストロボの中から子供の撮影が中心の僕がストロボに必要だと思った機能は

以下の2点です。

 

HSS(ハイスピードシンクロ)ができること

子供取りがメインの僕は動き回る子供を被写体にしますので

シャッタースピードが1/1000以下のシャッタースピードで撮影することが非常に多いです。

そのためストロボを使用する際ハイスピードシンクロに対応していなければ

子供が見せる一瞬の表情を捉えることができない可能性があるからです。

またシーズン的にも水遊びをすることが多くなりそうなので

ストロボを使用しながらの水しぶきの一滴一滴を止めて印象的な写真を撮影したいと思いました。

他にもHSSに対応していることで絞りを開き被写界深度を浅くすることで

ボケ効果を狙った印象的な撮影を行うことも可能です。

 

α6300、α7RⅡ両方で使用できること

今使用しているカメラがα7RⅡで、連写を使いたいときや機材をコンパクトに収めたいときには

α6300を使用しています。

そのためどちらでも使用することができれば撮影の幅が広がりそうな気がします。

純正SONYのストロボは高い!

もちろん、カメラとの連携や故障やメンテナンスなどを含む補償などや、本体のアップデートなど。

これらのことを考えると純正が一番適していると思います。

SONY純正のストロボは

といくつも種類はあるのですが価格が26,000円から40,000円とけっこうなお値段します。

現在では様々なサードパーティー製のストロボが10,000円以下で用意されています。

特別な機能を要求せずマニュアル発光のみのものであれば3,000円からあります。

バッテリーチャージャー、バッテリー、縦位置グリップなどでこれまで

サードパーティー製の純正のものに比べて安価なものを現在も使用している僕は

ストロボは消耗品だという割り切ってストロボもサードパーティー製のものを

購入することを決めました。

価格の安い、サードパーティー製を試してみよう!

サードパーティー製のものにすることを決め探し始めると

ストロボ自体は様々なメーカー、タイプのものが販売されているのですが

SONY対応のものが以外と少ないことに気付かされます。

やはりCanon、Nikon対応のものが豊富に販売されています。

そんな中でSONY対応のものでかつハイスピードシンクロに対応し

α7RⅡ、α6300でも使用できそうなものは

この3つ。この3つのなかから最も価格の安くて、レビューの内容も悪くない

サイト上にα7RⅡα6300ともに対応と記載されている

NW630というneewer(ニューワー)という

中国に本社を置き、世界で撮影機材を販売しているメーカーのストロボを買うことに決め

注文をしました。

 

NW630 商品到着からいざ、動作テスト

 


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同封品の確認から動作チェック

 

サイト上に書かれた同封品はストロボ本体、ハードディフューザー、保護用ポーチ

ユーザーマニュアル。記載されていないものでneewer社長の感謝の手紙とストロボスタンドが

同封品として入っていました。

動作チッェクを行い、テストボタンを使用したテスト発光と、オンカメラでのTTL接続や

マニュアル発光、ハイスピードシンクロ、後幕シンクロ、カメラとストロボの同期確認など軽快にこなし

良好に動作することを確認しました。

しかし…

発光テストをしばらくしていると徐々に発光が怪しくなってきます。

シャッターボタンを切っても発光しないときが増えてきました。

あれ?あれ?と思いながらTTLモードからマニュアルモードへ変更してみたり

ハイスピードシンクロモードにしてみたり、SSを早くしてみたり遅くしてみたり。

そうしているうちについには全く発光しなくなってしまいました。

発光した回数にして15回くらいだったと思います。

NW630 返品へそして再発注

届いて30分くらいで発光しなくなったストロボ。どうしようか少し考えましたが

レビューを見てみると同様の現象が起こったというレビューは見当たりません。

またネット上で調べても同様の現象は確認することができませんでした。

加えていくら純正に比べて安価な中国メーカーのものであっても

届いて30分、発光回数15回しか使えませんってことはないだろうと思いました。

上記のことから初期不良ではないか?そう思い、返品交換してもらいことに決めました。

2台目到着いざ、動作テスト。

 

 

2回目の同封品チェックから動作確認

同封品にも問題なく1台目は初期不良だったことだろうと疑うこともなく

2台目の動作チェックを行いました。

マニュアル発光、ハイスピードシンクロ、後幕シンクロ、カメラとストロボの同期確認など

問題なく軽快にこなしたかと思われましたが…

まさかの….

前回と同様に発光させた回数が増えてくると徐々に不安定になって

ついには全く発光しなくなってしまいました。

様々な設定を変更し、発光を試みるも最終的には全く発光しなくなってしまい

僕の部屋には悲しくストロボのアラーム音だけが響き続けました。

動作チェックで確認したこと 

ホットシューの接触

ストロボとカメラホットシューとの接続部分の接触不良を疑い

何度も脱着を繰り返してみましたが発光が改善することはありませんでした。

TTLモードにするとカメラのF値や焦点距離を同期しているので接触不良ということでは

ないようです。

 

α7RⅡ、α6300交互にテスト

個体の相性が悪いのではと思い、α7RⅡα6300交互に発光テストを行いましたが

改善することはありませんでした。

ストロボの設定

英語で書かれた説明書を翻訳しながらストロボの設定をいじっていきましたが

改善することはありませんでした。

 

電池

電池との相性の良し悪しや電力の容量が原因では?と思い

コンビニへ買いに行き、新しい電池をはめてみましたが改善しませんでした。

 

カメラ本体の設定

カメラ本体の設定が干渉して発光しないのでは?と思い

様々な設定を見直していきましたがこれにより改善することはありませんでした。

 

カメラ本体ファームウェアアップデート

購入した時からカメラのバージョンアップデートを行っていませんでしたので

公式サイトからアップデートを行いテストしてみましたが改善することはありませんでした。

 

露出

室内でテストをしていましたので室内の露出が明るすぎて発光しないのでは?と思い

暗い部屋で発光テストを行いましたが改善しませんでした。

 

NW630、2度目の返品

様々なチェックを行った結果、それでも良好に動作することはなく

発光するかしないかわからないストロボでは、一瞬を逃したくないカメラ撮影において

活用することができないと判断し、間髪を入れずに2回目の返品ということで

非常に恐縮だったのですが返品対応をさせていただきました。

今回のNW630を2度ほど返品させていただいたのですが

商品レビューを見ていっても同様の事例は確認できないため

おそらく僕の使用しているカメラとの相性が悪かったのではないかと思います。